日経225やNYダウが取引できる【くりっく株365】とは?|ひまわり証券

くりっく株365とは

くりっく株365は「取引所CFD」

CFD取引とは「差金決済取引」

CFD取引とは、Contract For Difference(コントラクト・フォー・ディファレンス)、日本語で「差金決済取引」という意味です。
差金決済とは、金融商品取引の決済方法のひとつです。取引した資産の受け渡しをせずに、買い値と売り値の差額から生じる損益を受け払いして取引を完了させる決済方法です。

2000年頃から急速に広がったFX取引も、外国為替市場を対象とした差金決済取引です。CFD取引は、同様の仕組みで通貨以外の資産に対象を広げた取引のことです。

CFD取引のしくみ

CFD取引の対象となるのは、株式市場、穀物・貴金属・エネルギー等のコモディティ市場、国債などの金利・債券市場など様々です。市場で取引されて価格が変動する資産であれば、理論上はCFDとして取引することができます。
こうしたCFD取引の対象となる元の資産(市場商品)を「原資産」と呼びます。

CFD取引の価格は、原資産の価格変動に連動して変動しますが、必ずしも原資産と同じ価格で取引されているわけではありません。
ひまわり証券で取引できる「くりっく株365」では、マーケットメイカーと呼ばれる市場参加者が市場に価格を提示することで、リアルタイムに取引することができます。通常、マーケットメイカーはCFD取引を成立させる役割を担う一方で、原資産市場での裁定取引をしていますので、CFDの提示価格は原資産の価格に近付いていきます。

マーケットメイカーの裁定取引によって、CFD取引が活発になると原資産市場での取引量も増加し、市場の流動性(※)を向上させる効果があります。
※市場の流動性とは、取引の“成立しやすさ”を表す言葉です。

取引量が多い市場ほど取引の相手方を見つけやすいため、希望する価格で取引が成立しやすくなります。この状態を「(市場の)流動性が高い」と言います。

CFD化する理由

原資産をわざわざCFDにして取引するのはメリットがあるからです。

原資産の市場は、通常は取引方法がそれぞれの市場で異なり、取引ルールも様々です。
CFDとして取引するメリットのひとつは、そうした多様な取引方法や取引ルールを一元化して分かりやすく取引できることです。例えば、いろいろな国の株価指数を取引したい場合、国ごとに言葉も違えば取引する通貨も異なります。

ところが、くりっく株365では各国の株価指数をすべて日本円で取引できます。
CFDにすることで複数の国の資産を同じルールで取引できるわけです。
他にも取引時間を自由に設定できたりレバレッジの効果で資金を効率的に運用できる等、CFDのメリットは多くあります。

取引所CFDと店頭CFDの2種類のCFD取引

CFD取引には、取引所に上場されている取引所CFD(または市場CFD)と金商業者が取引相手となって取引を成立させる店頭CFDの2種類があります。

店頭CFDは、取引所を介さずに金商業者と投資家との二者間で取引を成立させる相対(あいたい)取引です。店頭CFDは提供する業者によって取引のルールが異なり、取引価格も提供業者によって決められます。

一方、ひまわり証券で取引できる「くりっく株365」は、東京金融取引所(※)に上場されている取引所CFDです。
取引のルールや価格は取引所によって定められ、複数の取扱会社があるものの取引ルールは一律で提供されています。
※東京金融取引所(Tokyo Financial Exchange、略称TFX)は、東京都千代田区にあるデリバティブ取引の総合取引所です。

取引所CFDの特徴

取引所CFDの最大の特徴は、金融商品取引法に基づく免許を受けた金融商品取引所で取引できるCFDであることです。
取引所CFDの特徴をまとめてみました。

特徴①:公式ライセンス取得の“本物の株価指数CFD”

東京金融取引所の取引所CFD「くりっく株365」では、日経225やNYダウなど国内外の著名な株価指数をCFDで取引できますが、指数を算出するインデックスプロバイダーと正式にライセンス契約を交わしている本物の株価指数CFDです。

特徴②:透明性の高い価格形成

取引所CFDでは、投資家に有利な価格を提示するための「完全マーケットメイク方式」によって透明性の高い価格を実現しています。

投資家が取引できる価格(気配値)を、常に市場に提示する役割を担っている市場参加者を「マーケットメイカー」と呼んでいます。
複数のマーケットメイカーが一斉に売り値と買い値を提示して、売る場合は最も高い売り値を、買う場合は最も安い買い値を採用するのがマーケットメイク方式(※)です。
※各商品は複数のマーケットメイカーが常時レート提示を行うことになっていますが、一時的にレートを提示するマーケットメイカーが1社だけとなったり、またはレート提示が出来なくなる可能性があります。

特徴③:投資家の証拠金を保全する仕組み

ひまわり証券でくりっく株365を取引されるお客様の証拠金は、法令に則って東京金融取引所に預託されます。
取引所に預託された取引証拠金は、取引所の財産と分別して管理され、万一当社が破綻しても原則として全額が保護されます。保護される金額が最大で1,000万円である銀行の「ペイオフ制度」と比べても、くりっく株365の証拠金保全は手厚い制度となっています。

くりっく株365を上場している「東京金融取引所」とは?

東京金融取引所は、東京都千代田区にある金融商品取引所です。

元々は銀行など国内外の金融機関が為替や金利の先物取引等を行う金融先物取引所でしたが、2007年にあらゆる金融商品を取り扱える取引所に生まれ変わっています。

現在は「くりっく株365」等の一般投資家向けの商品も取り扱っており、透明で信頼性の高い市場取引を行うデリバティブの総合取引所を謳っています。
「デリバティブ」とは、日本語で「金融派生商品」と呼ばれ、先物取引やオプション取引の様に原資産よりも利便性を高めた取引の総称です。

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