自動売買について
自動売買について
はじめに
投資で利益を得るためには、買い値よりも高い値段で売って取引を確定させる必要があり、売り値と買い値の差額が利益となります。
しかし、将来の相場を予想することは、複雑な相場分析を勉強した投資家でも難しく、多くの投資家が相場を予想しようとして上手くいかないというのが実状です。
そこで、ひまわり証券では、くりっく株365を取引するお客様へ選択型のシステムトレード(シストレ)「ループ株365」を提供しています。
システムトレード(シストレ)とは
シストレとは、あらかじめ決められた取引ルールに従ってシステムが自動で取引を行うトレードのことです。
特に最近では、コンピューターを使って売買プログラムが注文やポジションがを管理し、自動的に売買注文が発注される自動売買を指して「シストレ」と呼ぶこともあります。
シストレによる自動売買の特徴は以下の通りです。
- ・注文ルールに従って自動的に発注されるため、初心者には難しいとされる利益を確定するための「利食い」や損失を一定額に抑える「損切り」を感情に左右されずに執行できる。
- ・相場に張り付いて取引する必要がなく、時々口座を確認して保有ポジションや資金の状況を管理するだけでよい。
- ・相場を見ていない時にも自動的に売買が行われ、投資のチャンスを逃さない。
ただし、自動注文のルールを十分に理解していないと予想していなかった取引が行われる恐れがありますので、利用には十分な理解が必要です。
自動売買「ループ株365」とは
自動売買「ループ株365」は、ひまわり証券が提供するくりっく株365の選択型システムトレード(シストレ)です。
自動売買システムの「ループ・イフダン®」を使って、日経平均株価(日経225)やNYダウなど東京金融取引所のCFD「くりっく株365」を取引することができます。
自動売買システム「ループ・イフダン®」は、100円ごとに、または200円ごとになど、あらかじめ決められた一定の値幅分の値動きが発生する度に繰り返し売買注文が自動で発注される売買プログラムです。
値動きを予想するのではなく、発生した値動き分のトレードでコツコツと利益の積み上げを狙った売買戦略のシストレです。
ループ・イフダン®は、株式会社アイネット証券の登録商標です。当社はライセンス契約により使用許諾を受けております。
自動売買「ループ株365」は値動きをチャンスに変える
ループ株365は、予想することが難しい相場の値動きを、こまめにトレードを発生させながら追いかけ、一定間隔で利益を狙う仕組みとなっています。
運用をスタートすると、ループ株365の自動売買システムは、その後に値段が上に動いても下に動いてもトレードが発生する様に注文をします。
スタートした値段を基準として、一定間隔の値幅(ループ幅)ごとに値段を指定して発注する「指値注文」を配置します。
張り巡らせた注文で値動きを待ち構えて、値段を通過していく度にトレードを発生させることで、取引チャンスを増やしながら細かく利益を狙っていくトレードです。
注文を配置する「ループ幅」の間隔は比較的狭く、一回のトレードで狙う利益は小さな金額ですが、相場の上下動によってこまめに利益の確定を狙っていきます。
どの様な相場も一直線に動き続けることは稀で、通常は市場での売買によって上下動を繰り返しながら、少しずつ水準を上げたり下げたりして動きます。
この上下動を取引チャンスに変えるのが、ループ株365の狙いです。
ループ株365のご利用には、売買手数料の他に投資助言報酬として片道1枚あたり税込147円(日経225マイクロ、NYダウ、NASDAQ-100®、ラッセル® 2000は税込15円)が必要です。ループ株365による自動売買は、利益が保証された取引ではありません。取引結果によっては預託資金以上の損失が発生することもありますので、取引内容を十分に理解してご利用ください。
また、相場状況により自動売買によって複数のポジションを同時に保有することもございますので、口座資金に余裕を持ったお取引を推奨いたします。
自動売買「ループ株365」のはじめ方
自動売買「ループ株365」は、ひまわり証券のくりっく株365口座を開設していれば利用することができます。
はじめて取引する投資の初心者の方でも簡単に3ステップで始められます。
ループ株365の開始手順
① システムとロット数の設定
※ループ株365は、相場状況によって複数のポジションを同時に保有することがありますので、短期的なトレードに利用する場合を除き 取引数量(ロット数)は「1」で運用することを推奨します。
② 最大ポジション数の設定
③ 設定の確認とスタート
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