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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年5月9日(木)の市況

1.「日経225」

9日（木）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,073.98(前日比 -128.39)円となった。
日経平均株価は続落。前日に大幅な下落となった反動で自律反発狙いの買いが入ったほか、好業績銘柄などへの買いが指数を押し上げ、一時230円近く上昇した。もっとも、取引時間終盤には米株先物の下落などにつれた売りが強まり、マイナス圏まで押し下げられた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5000億円。
夜間（くりっく株365）は18時台にこの日の最安値37,995円を付けるも、その後反発。400円程値を上げ、38,444円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,073.98
前日比	-128.39
騰落率（％）	-0.34%
売買代金	4兆5000億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

9日（木）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,387.76(前日比 +331.37)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は7日続伸。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことが分かると、米利下げ観測が高まり株を買う動きが広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,387.76
前日比	+331.37
騰落率（％）	+0.85%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,113.46
前日比	+28.45
騰落率（％）	+0.16%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

9日（木）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,381.35(前日比 +27.30)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は5日続伸し、史上最高値を更新した。BOEはこの日、市場予想通り政策金利を据え置いたものの、利下げを支持するMPCメンバーが2人に増え、緩和開始に一歩近づいたことが明らかに。加えて、ベイリーBOE総裁が市場予想より速い緩和ペースを示唆すると、株買いが広がった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,381.35
前日比	+27.30
騰落率（％）	+0.33%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

9日（木）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,686.60(前日比 +188.22)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は5日続伸し、史上最高値を更新した。欧州中央銀行（ECB）の利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まる中、この日も買いが続いた。米利下げ観測を背景に米株式相場が底堅く推移したことも相場の支援材料となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,686.60
前日比	+188.22
騰落率（％）	+1.02%

5.「COMEX 金」

9日（木）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2340.3ドル(前日比 +18.0）となった。
金先物相場は3日ぶりに反発。前週分の米新規失業保険申請件数が2週連続で悪化したことを受けて米利下げ観測の高まりから外国為替市場ではドル売りが進行。ドル建てで取引される金の割安感が意識された。

COMEX 金
前日終値	2340.3
前日比	+18.0
騰落率（％）	+0.78%

6.「NYMEX 原油」

9日（木）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が79.26ドル(前日比 +0.27）となった。
原油先物相場は続伸。中国の4月原油輸入が前年同月比で+5.45％となったことが明らかになると、世界最大の原油輸入国である中国の需要拡大への期待が高まり、買いが強まった。