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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年5月10日(金)の市況

1.「日経225」

先週末10日（金）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,229.11(前日比 +155.13)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いだほか、前日までの下落に対する反動から自律反発狙いの買いも入った。指数は一時670円近く上昇する場面も見られたが、一巡後は週末を控えた利益確定売りや戻り待ちの売りに押されて上値を切り下げた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆3100億円。
夜間（くりっく株365）は18時台に200円程値を上げるも、その後15時台と同水準まで値を戻し、38,209円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,229.11
前日比	+155.13
騰落率（％）	+0.41%
売買代金	5兆3100億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

先週末10日（金）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,512.84(前日比 +125.08)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は8日続伸。米利下げ観測が高まる中、この日も株を買う動きが続いた。ただ、米ミシガン大学が公表した5月米消費者調査で期待インフレが予想を上回ると伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,512.84
前日比	+125.08
騰落率（％）	+0.32%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,161.18
前日比	+47.72
騰落率（％）	+0.26%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

先週末10日（金）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,433.76(前日比 +52.41)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は6日続伸し、史上最高値を更新した。英中銀（BOE）が早期利下げに踏み切るとの観測が高まる中、運用リスクをとる動きが広がった。前日の米株式市場で主要3指数が上昇したことも投資家心理を支えた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,433.76
前日比	+52.41
騰落率（％）	+0.63%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

先週末10日（金）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,772.85(前日比 +86.25)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は6日続伸し、史上最高値を更新した。ECBの利下げ開始時期が近づいているとの見方が一段と強まる中、この日も買いが続いた。前日の米国株相場が上昇したことも相場の支援材料となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,772.85
前日比	+86.25
騰落率（％）	+0.46%

5.「COMEX 金」

先週末10日（金）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2375.0ドル(前日比 +34.7）となった。
金先物相場は続伸。パレスチナ自治区ガザの戦闘休止に向けた交渉が合意に至ることなく終了したことで、安全資産とされる金に買いが集まった。

COMEX 金
前日終値	2375.0
前日比	+34.7
騰落率（％）	+1.48%

6.「NYMEX 原油」

先週末10日（金）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が78.26ドル(前日比 -1.00）となった。
原油先物相場は3日ぶりに反落。地政学リスクの高まりから一時80ドルに迫る場面があった。ただ、NYタイムに米長期金利が上昇しドル高が進むと、ドル建てで取引される原油の割高感が意識されて一転下落した。