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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年5月14日(火)の市況
1.「日経225」
14日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,356.06(前日比 +176.60)円となった。
日経平均株価は反発。昨日の米国株式市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株の一角に買いが入った。指数は一時300円近く上昇する場面があったものの、国内債券市場で国債利回りが軒並み上昇したことを嫌気し、その後は伸び悩む展開に。引けにかけて持ち直した格好となったが、一時は下げに転じる場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆600億円。
夜間(くりっく株365)は21時台より上昇。取引終了間際にこの日の最高値38,613円を付け、38,594円で取引を終えた。
日経平均株価は反発。昨日の米国株式市場でハイテク株が堅調に推移した流れを引き継ぎ、半導体関連株の一角に買いが入った。指数は一時300円近く上昇する場面があったものの、国内債券市場で国債利回りが軒並み上昇したことを嫌気し、その後は伸び悩む展開に。引けにかけて持ち直した格好となったが、一時は下げに転じる場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆600億円。
夜間(くりっく株365)は21時台より上昇。取引終了間際にこの日の最高値38,613円を付け、38,594円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 38,356.06 |
前日比 | +176.60 |
騰落率(%) | +0.46% |
売買代金 | 5兆600億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
14日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,558.11(前日比 +126.60)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、4月1日以来約1カ月半ぶりの高値となった。4月米PPIは前月比0.5%と予想の0.3%を上回ったものの、3月分が0.2%から-0.1%に下方修正されたため、物価の上振れへの過度な警戒が薄れた。市場では「4月分はネガティブな内容だったが、3月分が相殺した」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。米長期金利が低下したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入った。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、4月1日以来約1カ月半ぶりの高値となった。4月米PPIは前月比0.5%と予想の0.3%を上回ったものの、3月分が0.2%から-0.1%に下方修正されたため、物価の上振れへの過度な警戒が薄れた。市場では「4月分はネガティブな内容だったが、3月分が相殺した」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。米長期金利が低下したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入った。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 39,558.11 |
前日比 | +126.60 |
騰落率(%) | +0.32% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 18,322.77 |
前日比 | +124.16 |
騰落率(%) | +0.68% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
14日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,428.13(前日比 +13.14)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。英中銀(BOE)が早期利下げに踏み切るとの観測が高まる中、運用リスクをとる動きが広がった。
ロンドン株式相場は反発。英中銀(BOE)が早期利下げに踏み切るとの観測が高まる中、運用リスクをとる動きが広がった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,428.13 |
前日比 | +13.14 |
騰落率(%) | +0.16% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
14日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,716.42(前日比 -25.80)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。米金融政策を占ううえで重要な米物価指標の発表を控えて、積極的な買いは手控えられた。
フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。米金融政策を占ううえで重要な米物価指標の発表を控えて、積極的な買いは手控えられた。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,716.42 |
前日比 | -25.80 |
騰落率(%) | -0.14% |
5.「COMEX 金」
14日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2359.9ドル(前日比 +16.9)となった。
金先物相場は反発。予想比上振れの4月米PPIの発表直後は売りで反応したが、徐々に米長期金利が低下基調を強め、金利を生まない金は一転買いが優勢となった。為替相場でドルが対ユーロで下落し、ドル建ての金に割安感が生じたことも支えとなった。
金先物相場は反発。予想比上振れの4月米PPIの発表直後は売りで反応したが、徐々に米長期金利が低下基調を強め、金利を生まない金は一転買いが優勢となった。為替相場でドルが対ユーロで下落し、ドル建ての金に割安感が生じたことも支えとなった。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2359.9 |
前日比 | +16.9 |
騰落率(%) | +0.72% |
6.「NYMEX 原油」
14日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が78.02ドル(前日比 -1.10)となった。
原油先物相場は反落。4月米PPIが予想より強い結果となり、高インフレによる景気減速、原油需要の低迷への警戒感で売りが優勢となった。ただ、3月のPPIは下方修正され、PPI発表直後の下押しから下げ幅を縮小した。
原油先物相場は反落。4月米PPIが予想より強い結果となり、高インフレによる景気減速、原油需要の低迷への警戒感で売りが優勢となった。ただ、3月のPPIは下方修正され、PPI発表直後の下押しから下げ幅を縮小した。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 78.02 |
前日比 | -1.10 |
騰落率(%) | -1.39% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 10:30 1-3月期豪賃金指数
- 18:00 1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値
- 18:00 3月ユーロ圏鉱工業生産
- 20:00 3月南アフリカ小売売上高
- 20:00 MBA住宅ローン申請指数
- 21:15 4月カナダ住宅着工件数
- 21:30 3月カナダ製造業出荷
- 21:30 4月米CPI
- エネルギーと食品を除くコア指数
- 21:30 4月米小売売上高
- 21:30 5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
- 23:00 5月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
- 23:00 3月米企業在庫
- 23:00 バー米連邦準備理事会(FRB)副議長、議会証言
- 23:30 EIA週間在庫統計
- 16日01:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
- 16日04:20 ボウマンFRB理事、講演
- 16日05:00 3月対米証券投資動向
- 香港、韓国(釈迦誕生日)、休場
更新 : 2024年5月15日(水)
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