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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年5月16日(木)の市況

1.「日経225」

16日（木）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,920.26(前日比 +534.53)円となった。
日経平均株価は続伸。昨日の米株式市場で主要3指数が史上最高値を更新したことを好感して半導体関連株を中心に買いが広がった。上げ幅は一時500円を超える場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆600億円。
夜間（くりっく株365）は21時台にこの日の最高値38,981円を付けるも、その後下落。38,580円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,920.26
前日比	+534.53
騰落率（％）	+1.39%
売買代金	5兆600億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

16日（木）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,869.38(前日比 -38.62)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。買い先行で始まると初の4万ドル台乗せを達成したものの、短期的な相場の過熱感が意識されると徐々に持ち高調整目的の売りに押された。米長期金利の上昇も相場の重しとなった。市場では「心理的節目の4万ドル近辺では利食い売りなどが出やすかった」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,869.38
前日比	-38.62
騰落率（％）	-0.10%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,557.96
前日比	-38.69
騰落率（％）	-0.21%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

16日（木）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,438.65(前日比 -7.15)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに小反落。前日に史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが出た。半面、英中銀（BOE）が早期利下げに踏み切るとの観測を背景に買いも入りやすく下値は限定的だった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,438.65
前日比	-7.15
騰落率（％）	-0.08%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

16日（木）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,738.81(前日比 -130.55)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反落。前日に史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが優勢となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,738.81
前日比	-130.55
騰落率（％）	-0.69%

5.「COMEX 金」

16日（木）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2385.5ドル(前日比 -9.4)となった。
金先物相場は3日ぶりに反落。為替相場でややドル買いが優勢になったことや、米長期金利が上昇したことを手がかりにドル建ての金は上値の重い動きとなった。

COMEX 金
前日終値	2385.5
前日比	-9.4
騰落率（％）	-0.39%

6.「NYMEX 原油」

16日（木）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が79.23ドル(前日比 +0.60)となった。
原油先物相場は続伸。イスラエルとイスラム組織ハマスの休戦交渉が行き詰まり、中東の地政学リスクへの警戒感を背景に堅調な動きとなった。ただ、前日に国際エネルギー機関（IEA）が需要見通しを下方修正し需要減退懸念が上値を圧迫し伸び悩んだ。