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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年5月28日(火)の市況
1.「日経225」
28日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,855.37(前日比 -44.65)円となった。
日経平均株価は反落。日銀が金融政策の正常化を進めるとの思惑から円金利が上昇したため、半導体関連株などに売りが観測された。一方で銀行株など割安感のある銘柄には買いが入ったため下サイドも堅かった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7200億円。
夜間(くりっく株365)は上下200円程の値動きに留まり、38,992円で取引を終えた。
日経平均株価は反落。日銀が金融政策の正常化を進めるとの思惑から円金利が上昇したため、半導体関連株などに売りが観測された。一方で銀行株など割安感のある銘柄には買いが入ったため下サイドも堅かった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7200億円。
夜間(くりっく株365)は上下200円程の値動きに留まり、38,992円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 38,855.37 |
前日比 | -44.65 |
騰落率(%) | -0.11% |
売買代金 | 3兆7200億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
28日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,852.86(前日比 -216.73)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「利下げを行う前にさらに数カ月、インフレ率が改善する良好なデータを確認したい」と発言すると、FRBによる利下げ開始が先送りになるとの懸念が高まり株売りを誘った。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識されたことも相場の重しとなった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。エヌビディアが7%超の大幅高となり、相場の上昇をけん引した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「利下げを行う前にさらに数カ月、インフレ率が改善する良好なデータを確認したい」と発言すると、FRBによる利下げ開始が先送りになるとの懸念が高まり株売りを誘った。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識されたことも相場の重しとなった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。エヌビディアが7%超の大幅高となり、相場の上昇をけん引した。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 38,852.86 |
前日比 | -216.73 |
騰落率(%) | -0.55% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 18,869.44 |
前日比 | +61.09 |
騰落率(%) | +0.32% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
28日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,254.18(前日比 -63.41)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は5日続落。3連休明けの英市場は反発して始まったものの、外国為替市場でのポンド高進行が相場の重しとなり失速した。市場では「最高値圏での推移が続いており、上値では利益確定売りが出やすかった」との指摘もあった。
ロンドン株式相場は5日続落。3連休明けの英市場は反発して始まったものの、外国為替市場でのポンド高進行が相場の重しとなり失速した。市場では「最高値圏での推移が続いており、上値では利益確定売りが出やすかった」との指摘もあった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,254.18 |
前日比 | -63.41 |
騰落率(%) | -0.76% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
28日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,677.87(前日比 -96.84)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反落。続伸して始まったものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなり下げに転じた。足もとで相場上昇が続いたあとだけに持ち高調整目的の売りが出た。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反落。続伸して始まったものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなり下げに転じた。足もとで相場上昇が続いたあとだけに持ち高調整目的の売りが出た。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,677.87 |
前日比 | -96.84 |
騰落率(%) | -0.52% |
5.「COMEX 金」
28日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2356.5ドル(前日比 +22.0)となった。
金先物相場は5日ぶりに反発。先週の金先物は米長期金利が上昇したことで大幅に下落したこともあり、3連休明けは値ごろ感から買いが優勢になり5日ぶりに反発した。もっとも、米債入札後に米金利が上昇し、ドルも買われたことで伸び悩む場面もあった。
金先物相場は5日ぶりに反発。先週の金先物は米長期金利が上昇したことで大幅に下落したこともあり、3連休明けは値ごろ感から買いが優勢になり5日ぶりに反発した。もっとも、米債入札後に米金利が上昇し、ドルも買われたことで伸び悩む場面もあった。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2356.5 |
前日比 | +22.0 |
騰落率(%) | +0.94% |
6.「NYMEX 原油」
28日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている7月限の終値が79.83ドル(前日比 +2.11)となった。
原油先物相場は続伸。メモリアルデーから始まったドライブシーズンへの需要の高まり期待から、原油先物は終始堅調地合いを維持し、続伸して引けた。また、6月2日から始まる石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合を前に買いを入れている投資家も多かったとの声もあった。
原油先物相場は続伸。メモリアルデーから始まったドライブシーズンへの需要の高まり期待から、原油先物は終始堅調地合いを維持し、続伸して引けた。また、6月2日から始まる石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合を前に買いを入れている投資家も多かったとの声もあった。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 79.83 |
前日比 | +2.11 |
騰落率(%) | +2.71% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 10:30 安達誠司日銀審議委員、あいさつ
- 14:00 5月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯)
▼ 海外
- 10:00 5月ANZ企業信頼感
- 10:30 4月豪消費者物価指数(CPI)
- 15:00 6月独消費者信頼感指数(Gfk調査)
- 20:00 MBA住宅ローン申請指数
- 21:00 5月独CPI速報値
- 23:00 5月米リッチモンド連銀製造業景気指数
- 30日02:00 米財務省、7年債入札
- 30日02:45 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、討議に参加
- 30日03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 南アフリカ(総選挙)、休場
更新 : 2024年5月29日(水)
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