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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年5月29日(水)の市況

1.「日経225」

29日（水）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,556.87(前日比 -298.50)円となった。
日経平均株価は続落。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入ったほか、金融株の上昇も目立ち、序盤には一時290円近く上昇した。ただ、国内の金利上昇を受けて株式の相対的な割高感が意識されると一転して売りが優勢となり、引けにかけて下げ幅を拡大した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3700億円。
夜間（くりっく株365）は緩やかに下落。午前0時台にこの日の最安値38,269円を付け、38,367円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,556.87
前日比	-298.50
騰落率（％）	-0.77%
売買代金	4兆3700億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

29日（水）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,441.54(前日比 -411.32)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。FRBによる利下げ開始が先送りになるとの懸念が根強い中、米長期金利が上昇すると、株式の相対的な割高感が意識された。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落。連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	38,441.54
前日比	-411.32
騰落率（％）	-1.06%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,736.75
前日比	-132.69
騰落率（％）	-0.70%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

29日（水）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,183.07(前日比 -71.11)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は6日続落。米利下げ観測の後退などを背景に欧米の長期金利が上昇すると、投資家心理が悪化し株売りを促した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,183.07
前日比	-71.11
騰落率（％）	-0.86%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

29日（水）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,473.29(前日比 -204.58)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。米利下げ観測の後退などを背景に欧米の長期金利が上昇し、投資家心理を冷やした。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,473.29
前日比	-204.58
騰落率（％）	-1.10%

5.「COMEX 金」

29日（水）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が2341.2ドル(前日比 -15.3)となった。
金先物相場は反落。米10年債利回りが今月2日以来となる水準まで上昇するなど、米金利高は金利のつかない金先物の下押し要因となった。また、ドル高もドルで取り引きされる金先物には割高感となり反落して引けた。

COMEX 金
前日終値	2341.2
前日比	-15.3
騰落率（％）	-0.65%

6.「NYMEX 原油」

29日（水）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている7月限の終値が79.23ドル(前日比 -0.60)となった。
原油先物相場は3日ぶりに反落。米国の夏場のドライブシーズンへ向けてガソリンの消費が好調というデータが伝わり、一時80.62ドルまで上昇した。しかし、ドルで取引される原油先物はドル高による割高感から徐々に上値が重くなり、米株安も下押し要因となり反落して引けた。