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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。
2024年6月7日(金)の市況
1.「日経225」
先週末7日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,683.93(前日比 -19.58)円となった。
日経平均株価は反落。昨日に米ハイテク株が売られたため、半導体関連株の一角が下落した。香港株などの下落も重しとなり、指数は一時140円超下げた。もっとも、引けにかけては下げ幅を縮めるなど値幅は狭かった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4600億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された米雇用統計の結果を受け、米国株式市場につられる形で乱高下したものの、取引終了にかけて15時台の水準に値を戻し、38,711円で取引を終えた。
日経平均株価は反落。昨日に米ハイテク株が売られたため、半導体関連株の一角が下落した。香港株などの下落も重しとなり、指数は一時140円超下げた。もっとも、引けにかけては下げ幅を縮めるなど値幅は狭かった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆4600億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された米雇用統計の結果を受け、米国株式市場につられる形で乱高下したものの、取引終了にかけて15時台の水準に値を戻し、38,711円で取引を終えた。
| 東証プライム(9時~15時) | |
|---|---|
| 前日終値 | 38,683.93 |
| 前日比 | -19.58 |
| 騰落率(%) | -0.05% |
| 売買代金 | 3兆4600億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末7日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,798.99(前日比 -87.18)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。5月米雇用統計の結果を受けて、米利下げ観測が後退すると株売りが優勢となった。市場では「FRBが利下げ判断を下すには労働需給の緩和を示すさらなるデータを待つ必要がある」との声が聞かれた。もっとも、ダウ平均の下値は堅く上げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。5月米雇用統計の結果を受けて、米利下げ観測が後退すると株売りが優勢となった。市場では「FRBが利下げ判断を下すには労働需給の緩和を示すさらなるデータを待つ必要がある」との声が聞かれた。もっとも、ダウ平均の下値は堅く上げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。
| NYダウ(アメリカ) | |
|---|---|
| 前日終値 | 38,798.99 |
| 前日比 | -87.18 |
| 騰落率(%) | -0.22% |
| NASDAQ-100(アメリカ) | |
|---|---|
| 前日終値 | 19,000.95 |
| 前日比 | -20.24 |
| 騰落率(%) | -0.11% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末7日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,245.37(前日比 -39.97)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。5月米雇用統計の発表を前にポジション調整目的の売りが先行したものの、結果公表後は下げ渋った。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。5月米雇用統計の発表を前にポジション調整目的の売りが先行したものの、結果公表後は下げ渋った。
| FTSE(R)100(イギリス) | |
|---|---|
| 前日終値 | 8,245.37 |
| 前日比 | -39.97 |
| 騰落率(%) | -0.48% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末7日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,557.27(前日比 -95.40)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。5月米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強い中、ポジション調整目的の売りが先行したものの、引けにかけては下げ渋った。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。5月米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強い中、ポジション調整目的の売りが先行したものの、引けにかけては下げ渋った。
| DAX(R)(ドイツ) | |
|---|---|
| 前日終値 | 18,557.27 |
| 前日比 | -95.40 |
| 騰落率(%) | -0.51% |
5.「COMEX 金」
先週末7日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が2325.0ドル(前日比 -65.9)となった。
金先物相場は3日ぶりに大幅反落。米5月雇用統計が労働市況の底堅さや賃金インフレ継続の可能性を意識させる内容となったことで米金利上昇・ドル高が進行。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味低下が嫌気された。ドル高はドル建て金相場の換算値押し下げに寄与。雇用改善はリスク回避資産でもある金を買う動きを弱め、一時2320.0ドルと5月3日以来、1カ月ぶり以上となる水準まで下振れた。
金先物相場は3日ぶりに大幅反落。米5月雇用統計が労働市況の底堅さや賃金インフレ継続の可能性を意識させる内容となったことで米金利上昇・ドル高が進行。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味低下が嫌気された。ドル高はドル建て金相場の換算値押し下げに寄与。雇用改善はリスク回避資産でもある金を買う動きを弱め、一時2320.0ドルと5月3日以来、1カ月ぶり以上となる水準まで下振れた。
| COMEX 金 | |
|---|---|
| 前日終値 | 2325.0 |
| 前日比 | -65.9 |
| 騰落率(%) | -2.76% |
6.「NYMEX 原油」
先週末7日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている7月限の終値が75.53ドル(前日比 -0.02)となった。
原油先物相場はもみ合い。石油輸出国機構(OPEC)加盟国および非加盟の主要産油国で構成するOPECプラスが減産縮小の一時停止や撤回に言及するなど需給バランスの改善が期待されるなか一時76.25ドルまで上昇した。しかし、米雇用統計後の金利上昇・ドル高により、ドル建て原油価格に割高感が生じ押し下げられた。
原油先物相場はもみ合い。石油輸出国機構(OPEC)加盟国および非加盟の主要産油国で構成するOPECプラスが減産縮小の一時停止や撤回に言及するなど需給バランスの改善が期待されるなか一時76.25ドルまで上昇した。しかし、米雇用統計後の金利上昇・ドル高により、ドル建て原油価格に割高感が生じ押し下げられた。
| NYMEX 原油 | |
|---|---|
| 前日終値 | 75.53 |
| 前日比 | -0.02 |
| 騰落率(%) | -0.03% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 14:00 5月景気ウオッチャー調査
▼ 海外
- 16:00 5月スイスSECO消費者信頼感指数
- 18:30 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 11日02:00 米財務省、3年債入札
- オーストラリア(国王誕生日)、中国、香港(端午節)、休場
更新 : 2024年6月10日(月)
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