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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年6月12日(水)の市況
1.「日経225」
12日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,876.71(前日比 -258.08)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反落。今晩の米重要イベントを控えて持ち高調整の売りが先行し、指数は一時300円超下落した。海外短期筋による先物への売りも観測された。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3600億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された5月米CPIの結果を受け、米国株式市場につられる形で上昇。取引終了間際にこの日の最高値39,357円を付け、39,249円で取引を終えた。
日経平均株価は3営業日ぶりに反落。今晩の米重要イベントを控えて持ち高調整の売りが先行し、指数は一時300円超下落した。海外短期筋による先物への売りも観測された。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3600億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された5月米CPIの結果を受け、米国株式市場につられる形で上昇。取引終了間際にこの日の最高値39,357円を付け、39,249円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 38,876.71 |
前日比 | -258.08 |
騰落率(%) | -0.66% |
売買代金 | 3兆3600億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
12日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,712.21(前日比 -35.21)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。5月米CPIが予想を下回ると米利下げ期待が再燃し、買いが先行。指数は一時370ドル超上げた。ただ、FOMC参加者のドット・チャートでは年内の利下げ予想回数が1回と前回の3回から減少。市場では2回の利下げを予想する向きが多かっただけに、株売りが優勢になると下げに転じた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。5月米CPIが予想を下回ると米利下げ期待が再燃し、買いが先行。指数は一時370ドル超上げた。ただ、FOMC参加者のドット・チャートでは年内の利下げ予想回数が1回と前回の3回から減少。市場では2回の利下げを予想する向きが多かっただけに、株売りが優勢になると下げに転じた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 38,712.21 |
前日比 | -35.21 |
騰落率(%) | -0.09% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,465.18 |
前日比 | +254.99 |
騰落率(%) | +1.33% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
12日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,215.48(前日比 +67.67)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。前日の米ハイテク株高が追い風となり、反発して始まった。この日発表の米インフレ指標が予想を下回り、米国株が大幅に上昇すると英株にもさらに買いが集まった。
ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。前日の米ハイテク株高が追い風となり、反発して始まった。この日発表の米インフレ指標が予想を下回り、米国株が大幅に上昇すると英株にもさらに買いが集まった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,215.48 |
前日比 | +67.67 |
騰落率(%) | +0.83% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
12日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,630.86(前日比 +260.92)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いが先行。米物価指標の下振れをきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが波及し、上げ幅を広げた。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いが先行。米物価指標の下振れをきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが波及し、上げ幅を広げた。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,630.86 |
前日比 | +260.92 |
騰落率(%) | +1.42% |
5.「COMEX 金」
12日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が2354.8ドル(前日比 +28.2)となった。
金先物相場は反発。5月米CPIが予想比で下振れし、対ユーロなどでドル安が進むとドル建てて取引される金の割安感が意識された。もっとも、取引時間終了後はFOMCを受けてドルの買い戻しが進んだため、相場は上値を切り下げた。
金先物相場は反発。5月米CPIが予想比で下振れし、対ユーロなどでドル安が進むとドル建てて取引される金の割安感が意識された。もっとも、取引時間終了後はFOMCを受けてドルの買い戻しが進んだため、相場は上値を切り下げた。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2354.8 |
前日比 | +28.2 |
騰落率(%) | +1.21% |
6.「NYMEX 原油」
12日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている7月限の終値が78.50ドル(前日比 +0.60)となった。
原油先物相場は3日続伸。5月米CPIが予想を下回ると、景気の先行きに対する楽観的な見方が広がり、相場を押し上げた。ただ、米エネルギー省(EIA)が公表した週間在庫統計では原油在庫が取り崩し予想に反して積み増しとなったため、在庫統計後には売りが進む場面も見られた。
原油先物相場は3日続伸。5月米CPIが予想を下回ると、景気の先行きに対する楽観的な見方が広がり、相場を押し上げた。ただ、米エネルギー省(EIA)が公表した週間在庫統計では原油在庫が取り崩し予想に反して積み増しとなったため、在庫統計後には売りが進む場面も見られた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 78.50 |
前日比 | +0.60 |
騰落率(%) | +0.77% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 日銀金融政策決定会合(1日目)
▼ 海外
- 10:30 5月豪雇用統計
- 15:00 5月独卸売物価指数(WPI)
- 15:30 5月スイス生産者輸入価格
- 18:00 4月ユーロ圏鉱工業生産
- 21:30 5月米卸売物価指数(PPI)
- 食品とエネルギーを除くコア指数
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 14日01:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、討議に参加
- 14日02:00 米財務省、30年債入札
- 主要7カ国(G7)首脳会議(サミット、伊プーリア州、15日まで)
更新 : 2024年6月13日(木)
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