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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年7月8日(月)の市況

1.「日経225」

8日（月）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で40,780.70(前日比 -131.67)円となった。
日経平均株価は伸び悩み。前週末の米市場で主要3指数がそろって上昇したことを背景に高く始まると、後場に入り史上最高値を更新する場面が見られた。もっとも、その後は短期的な警戒感を背景とした利益確定売りに押されて伸び悩んだ。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9000億円。
夜間（くりっく株365）は200円程上昇し、22時台に41,095円を付けた。その後やや値を下げ、40,952円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	40,780.70
前日比	-131.67
騰落率（％）	-0.32%
売買代金	3兆9000億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

8日（月）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,344.79(前日比 -31.08)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。9-10日にパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の議会証言、11日に6月米消費者物価指数（CPI）などの発表を控えるなか、一連のイベントを見極めたいとの思惑が広がり、持ち高調整目的の売りが出た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS＆P500種株価指数も過去最高値をわずかに更新した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,344.79
前日比	-31.08
騰落率（％）	-0.08%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,439.54
前日比	+47.57
騰落率（％）	+0.23%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

8日（月）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,193.49(前日比 -10.44)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続落。前週末終値を挟んだもみ合いとなったが、引けにかけては仏株や米株の失速につれて上値が重くなった。原油先物価格の下落が重しとなってエネルギー株が売られたほか、素材株も下落した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,193.49
前日比	-10.44
騰落率（％）	-0.13%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

8日（月）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,472.05(前日比 -3.40)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は4営業日ぶりに小反落。仏株価指数などの下落につれて取引終了間際に下げに転じた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,472.05
前日比	-3.40
騰落率（％）	-0.02%

5.「COMEX 金」

8日（月）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が2363.5ドル(前日比 -34.2)となった。
金先物相場は3営業日ぶりに反落。先週末の米雇用統計で買われた反動から、週明けは利益確定の売りが優勢となった。フランス下院選を終えて仏リスクに対する過度な警戒感が後退したことも、リスク回避資産でもある金を手放す動きに繋がった。

COMEX 金
前日終値	2363.5
前日比	-34.2
騰落率（％）	-1.43%

6.「NYMEX 原油」

8日（月）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている8月限の終値が82.33ドル(前日比 -0.83)となった。
原油先物相場は続落。イラン大統領選では、欧米との対話を重視する改革派候補が勝利した。イランを巡る中東情勢の落ち着きが意識され、供給不安の緩和から原油が売られた。また米国縦断が予想されているハリケーン「ベリル」が勢力を熱帯低気圧に弱めたことも、供給混乱への懸念を後退させた。