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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年7月10日(水)の市況

1.「日経225」

10日（水）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で41,831.99(前日比 +251.82)円となった。
日経平均株価は続伸。前日に大幅高となった反動から安く始まるも、下押しは限定的。下げ一巡後はプラス圏を回復すると、後場に史上最高値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7600億円。
夜間（くりっく株365）も上昇の勢いが続き、取引終了間際にこの日の最高値42,534円を付け、42,496円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	41,831.99
前日比	+251.82
騰落率（％）	+0.61%
売買代金	4兆7600億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

10日（水）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,721.36(前日比 +429.39)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の議会証言では前日と同様に利下げ時期についての明言はなかったものの、内容自体はタカ派的なものではなく、議会証言を通過したことによる買い安心感が広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS＆P500種株価指数も過去最高値を連日で更新した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,721.36
前日比	+429.39
騰落率（％）	+1.09%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,675.38
前日比	+222.36
騰落率（％）	+1.09%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

10日（水）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,193.51(前日比 +53.70)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は4営業日ぶりに反発。前日下落していた銀行株や半導体関連株、不動産株など幅広い銘柄に買いが入った。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の議会証言後も高値更新を続ける米S＆P500種株価指数などをながめ、投資家心理が強気に傾いた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,193.51
前日比	+53.70
騰落率（％）	+0.66%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

10日（水）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,407.22(前日比 +171.03)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3営業日ぶりに反発。他の欧州株や米国株の上昇につれた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,407.22
前日比	+171.03
騰落率（％）	+0.94%

5.「COMEX 金」

10日（水）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が2379.7ドル(前日比 +11.8）となった。
金先物相場は続伸。NY序盤まで米長期金利が低下基調だったため、金利が付かない金の価値が相対的に高まった。米下院の委員会おけるパウエルFRB議長の証言を眺め、長期金利が一時上昇すると金相場は上値を切り下げたものの、前日からのプラス圏は維持して推移した。

COMEX 金
前日終値	2379.7
前日比	+11.8
騰落率（％）	+0.50%

6.「NYMEX 原油」

10日（水）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている8月限の終値が82.10ドル(前日比 +0.69）となった。
原油先物相場は4営業日ぶりに反発。週明けから売られていた反動でこの日は買い戻しが先行。米エネルギー省（EIA）が発表した週間石油在庫では、原油・ガソリンともに一部で予想されていた以上の取り崩し幅となった。これを受けて82ドル半ばまで上値を伸ばす場面があった。