情報配信コンテンツ

本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年7月12日(金)の市況

1.「日経225」

先週末12日（金）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で41,190.68(前日比 -1,033.34)円となった。
日経平均株価は大幅反落。前日の米半導体株が下落したほか、急速な円高進行も重しとなり、売り先行でスタートすると下げ幅が1000円超に広がる場面も見られた。その後の戻りも鈍く、安値圏でのもみ合いが続いた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆2300億円。
夜間（くりっく株365）は21時30分に公表された米国 6月卸売物価指数(PPI)の結果を受け上昇。午前2時台にこの日の最高値41,527円を付けるも午前3時台から上げ幅を縮小。41,277円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	41,190.68
前日比	-1,033.34
騰落率（％）	-2.45%
売買代金	5兆2300億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

先週末12日（金）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,000.90(前日比 +247.15)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。昨日発表の6月米消費者物価指数（CPI）がインフレ鈍化を示したことを受け、米利下げ観測を手掛かりにした買いが続いた。本日発表の6月米卸売物価指数（PPI）は予想を上回る内容となったが、7月米ミシガン大学期待インフレ率が1年先と5年先ともに前月を下回ったことも利下げ期待を後押し。指数は約2カ月ぶりに4万ドルの大台を回復した。
　ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	40,000.90
前日比	+247.15
騰落率（％）	+0.62%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,331.49
前日比	+120.13
騰落率（％）	+0.59%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

先週末12日（金）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,252.91(前日比 +29.57)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日続伸。米利下げ期待などを手掛かりに良好な地合いを維持した。寄り付きでの買い一巡後は伸び悩む場面も見られたが、医薬品や一般消費財などの上昇が指数を下支え。取引時間の終盤になると米国株の上昇につれて再び底堅く推移した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,252.91
前日比	+29.57
騰落率（％）	+0.36%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

先週末12日（金）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,748.18(前日比 +213.62)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日続伸。他の欧州株や米国株相場の上昇につれて堅調に推移した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,748.18
前日比	+213.62
騰落率（％）	+1.15%

5.「COMEX 金」

先週末12日（金）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が2420.7ドル(前日比 ‐1.2）となった。
金先物相場は小幅ながらも4営業日ぶりに反落。時間外から利益確定売りが先行し、上値重く推移するなかで6月米卸売物価指数（PPI）が市場予想を上回ると、2400ドル割れまで下落した。もっとも大台割れの底堅さを確認すると、その後は下値を切り上げる展開に。米長期金利の低下や為替のドル安基調が支えとなって、週引けにかけて下げ幅を縮小した。

COMEX 金
前日終値	2420.7
前日比	-1.2
騰落率（％）	-0.05%

6.「NYMEX 原油」

先週末12日（金）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている8月限の終値が82.21ドル(前日比 -0.41）となった。
原油先物相場は3営業日ぶりに反落。時間外では上値を試すも、NY勢の本格参入後からは伸び悩んだ。7月米ミシガン大学消費者態度指数・速報値が予想より弱かったことが相場の重しとなり、週末を控えた持ち高調整の売りにも押された。