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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年7月31日(水)の市況
1.「日経225」
31日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,101.82(前日比 +575.87)円となった。
日経平均株価は3日続伸。日銀の利上げに踏み切ったが、材料出尽くしとして銀行株を中心に幅広い銘柄に買い戻しが入った。値嵩株が引けにかけては相場をけん引する形で一段と上げ幅を広げた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5300億円。
夜間(くりっく株365)は15時台にこの日の最高値39,321円を付けるも、16時台に急落。その後も荒い値動きが続き、38,713円で取引を終えた。
日経平均株価は3日続伸。日銀の利上げに踏み切ったが、材料出尽くしとして銀行株を中心に幅広い銘柄に買い戻しが入った。値嵩株が引けにかけては相場をけん引する形で一段と上げ幅を広げた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5300億円。
夜間(くりっく株365)は15時台にこの日の最高値39,321円を付けるも、16時台に急落。その後も荒い値動きが続き、38,713円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 39,101.82 |
前日比 | +575.87 |
騰落率(%) | +1.49% |
売買代金 | 5兆5300億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
31日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,842.79(前日比 +99.46)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。パウエルFRB議長がFOMC後の会見で9月利下げの可能性について言及すると主力株に買いが集まり、指数は一時450ドル超上昇した。ただ、18日に付けた取引時間中の最高値41376.00ドルに接近した場面では利食い売りなどが出たため、引けにかけては伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反発。米長期金利が低下したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入った。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。パウエルFRB議長がFOMC後の会見で9月利下げの可能性について言及すると主力株に買いが集まり、指数は一時450ドル超上昇した。ただ、18日に付けた取引時間中の最高値41376.00ドルに接近した場面では利食い売りなどが出たため、引けにかけては伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反発。米長期金利が低下したことで、高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入った。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 40,842.79 |
前日比 | +99.46 |
騰落率(%) | +0.24% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,362.43 |
前日比 | +566.16 |
騰落率(%) | +3.01% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
31日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,367.98(前日比 +93.57)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。本日のアジア株相場が上昇した流れを受けて、英株にも買いが波及した。中東情勢の緊迫を背景に原油先物相場が上昇するとBPやシェルなどエネルギー株が買われた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株も堅調。決算と自社株買いが好感されたHSBCをはじめ金融株も値上がりした。
ロンドン株式相場は反発。本日のアジア株相場が上昇した流れを受けて、英株にも買いが波及した。中東情勢の緊迫を背景に原油先物相場が上昇するとBPやシェルなどエネルギー株が買われた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株も堅調。決算と自社株買いが好感されたHSBCをはじめ金融株も値上がりした。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,367.98 |
前日比 | +93.57 |
騰落率(%) | +1.13% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
31日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,508.65(前日比 +97.47)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続伸。米国による対中半導体輸出規制で日韓とともにオランダが適用対象外になると伝わると、投資家心理が改善。半導体関連株が買われた。
フランクフルト株式相場は続伸。米国による対中半導体輸出規制で日韓とともにオランダが適用対象外になると伝わると、投資家心理が改善。半導体関連株が買われた。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,508.65 |
前日比 | +97.47 |
騰落率(%) | +0.53% |
5.「COMEX 金」
31日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2473.0ドル(前日比 +21.1)となった。
金先物相場は続伸。イスラム組織ハマスの指導者であるハニヤ氏がイスラエル軍による攻撃により死亡したと明らかになり、中東情勢の緊迫化は避けられないとの思惑が広がった。安全資産としての金需要が高まったほか、米長期金利の低下によって金利を生まない資産である金に資金が向かった。
金先物相場は続伸。イスラム組織ハマスの指導者であるハニヤ氏がイスラエル軍による攻撃により死亡したと明らかになり、中東情勢の緊迫化は避けられないとの思惑が広がった。安全資産としての金需要が高まったほか、米長期金利の低下によって金利を生まない資産である金に資金が向かった。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2473.0 |
前日比 | +21.1 |
騰落率(%) | +0.86% |
6.「NYMEX 原油」
31日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている9月限の終値が77.91ドル(前日比 +3.18)となった。
原油先物相場は4日ぶりに大幅反発。イスラエル軍による攻撃によってイスラム組織ハマスの指導者が殺害されたことを受け、中東情勢の緊迫化による供給懸念が意識された。また、パウエルFRB議長の発言などを手掛かりに外国為替市場ではドル安が進み、ドル建てで取引される原油相場の割安感も買い材料視された。
原油先物相場は4日ぶりに大幅反発。イスラエル軍による攻撃によってイスラム組織ハマスの指導者が殺害されたことを受け、中東情勢の緊迫化による供給懸念が意識された。また、パウエルFRB議長の発言などを手掛かりに外国為替市場ではドル安が進み、ドル建てで取引される原油相場の割安感も買い材料視された。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 77.91 |
前日比 | +3.18 |
騰落率(%) | +4.26% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 10:30 4-6月期豪輸入物価指数
- 10:30 6月豪貿易収支
- 15:00 7月英ネーションワイド住宅価格指数
- 16:55 7月独製造業PMI改定値
- 17:00 7月ユーロ圏製造業PMI改定値
- 17:30 7月英製造業PMI改定値
- 18:00 6月ユーロ圏失業率
- 20:00 英中銀(BOE)、政策金利発表
- 20:00 英中銀MPC議事要旨
- 20:30 ベイリーBOE総裁、記者会見
- 20:30 7月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
- 21:30 4-6月期米非農業部門労働生産性・速報値
- 21:30 4-6月期米単位労働コスト・速報値
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 22:45 7月米製造業PMI改定値
- 23:00 7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数
- 23:00 6月米建設支出
- 2日01:00 ピル英中銀MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
- スイス(建国記念日)、休場
更新 : 2024年8月1日(木)
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