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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年8月1日(木)の市況
1.「日経225」
1日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,126.33(前日比 -975.49)円となった。
日経平均株価は大幅反落。前日の日銀による利上げのほか、植田日銀総裁の会見内容がタカ派的であった事を背景として、円高が進行した流れが嫌気された。寄り付きから安く始まると、下げ幅は一時1300円超となった。もっとも、後場に入ると下げたところでは押し買いが出たこともあり、下げ渋る動きとなった。
東証プライムの売買代金は概算で6兆800億円と、大きな動きが出る中で商いは膨らんだ。
夜間(くりっく株365)は22時台より下落の勢いを増し、午前2時台にこの日の最安値36,466円を付けた。その後取引終了にかけてやや値を戻し、36,915円で取引を終えた。15時台の水準から約1200円の下げ幅となった。
日経平均株価は大幅反落。前日の日銀による利上げのほか、植田日銀総裁の会見内容がタカ派的であった事を背景として、円高が進行した流れが嫌気された。寄り付きから安く始まると、下げ幅は一時1300円超となった。もっとも、後場に入ると下げたところでは押し買いが出たこともあり、下げ渋る動きとなった。
東証プライムの売買代金は概算で6兆800億円と、大きな動きが出る中で商いは膨らんだ。
夜間(くりっく株365)は22時台より下落の勢いを増し、午前2時台にこの日の最安値36,466円を付けた。その後取引終了にかけてやや値を戻し、36,915円で取引を終えた。15時台の水準から約1200円の下げ幅となった。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 38,126.33 |
前日比 | -975.49 |
騰落率(%) | -2.49% |
売買代金 | 6兆800億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
1日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,347.97(前日比 -494.82)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米利下げ観測を背景に買いが先行したものの、そのあとは明日2日の7月米雇用統計を控えた利益確定目的の売りに押された。低調な米経済指標が相次ぎ、米景気の先行きに警戒感が広がったことも売りを誘った。指数は一時740ドル超下げる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反落。エヌビディアが下げた一方、決算内容が好感されたメタプラットフォームズが上げた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米利下げ観測を背景に買いが先行したものの、そのあとは明日2日の7月米雇用統計を控えた利益確定目的の売りに押された。低調な米経済指標が相次ぎ、米景気の先行きに警戒感が広がったことも売りを誘った。指数は一時740ドル超下げる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反落。エヌビディアが下げた一方、決算内容が好感されたメタプラットフォームズが上げた。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 40,347.97 |
前日比 | -494.82 |
騰落率(%) | -1.21% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 18,890.39 |
前日比 | -472.04 |
騰落率(%) | -2.44% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
1日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,283.36(前日比 -84.62)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反落。続伸して始まったものの、引けにかけては売りが強まり下げに転じた。BOEはこの日、0.25%の利下げを実施したものの、MPC内で票が割れたうえ、ベイリー総裁が「今後は慎重に動く」との考えを示したため株売りが広がった。米国株相場の下落も相場の重しとなった。
ロンドン株式相場は反落。続伸して始まったものの、引けにかけては売りが強まり下げに転じた。BOEはこの日、0.25%の利下げを実施したものの、MPC内で票が割れたうえ、ベイリー総裁が「今後は慎重に動く」との考えを示したため株売りが広がった。米国株相場の下落も相場の重しとなった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,283.36 |
前日比 | -84.62 |
騰落率(%) | -1.01% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
1日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,083.05(前日比 -425.60)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに大幅反落。日本株の急落や米国株の下落を受けて独株にも売りが波及した。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに大幅反落。日本株の急落や米国株の下落を受けて独株にも売りが波及した。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 18,083.05 |
前日比 | -425.60 |
騰落率(%) | -2.30% |
5.「COMEX 金」
1日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2480.8ドル(前日比 +7.8)となった。
金先物相場は3日続伸し、過去最高値を更新した。米長期金利の低下を受けて金利を生まない資産である金に買いが入った。中東情勢の緊迫化による安全資産としての金需要も意識され、一時は2500ドル台に乗せる場面もあった。
金先物相場は3日続伸し、過去最高値を更新した。米長期金利の低下を受けて金利を生まない資産である金に買いが入った。中東情勢の緊迫化による安全資産としての金需要も意識され、一時は2500ドル台に乗せる場面もあった。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 2480.8 |
前日比 | +7.8 |
騰落率(%) | +0.32% |
6.「NYMEX 原油」
1日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている9月限の終値が76.31ドル(前日比 -1.60)となった。
原油先物相場は反落。7月米ISM製造業景況指数が予想より弱い結果となったことを受け、景気鈍化に伴うエネルギー需要への懸念が高まった。なお、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国でつくるOPECプラスはこの日、閣僚級会合で現行の生産方針を据え置くことを決めた。
原油先物相場は反落。7月米ISM製造業景況指数が予想より弱い結果となったことを受け、景気鈍化に伴うエネルギー需要への懸念が高まった。なお、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国でつくるOPECプラスはこの日、閣僚級会合で現行の生産方針を据え置くことを決めた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 76.31 |
前日比 | -1.60 |
騰落率(%) | -2.05% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 10:30 4-6月期豪卸売物価指数(PPI)
- 15:30 7月スイス消費者物価指数(CPI)
- 16:30 7月スイス製造業購買担当者景気指数(PMI)
- 20:15 ピル英中銀MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
- 21:30 7月米雇用統計
- 23:00 6月米製造業新規受注
- 3日01:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、イベントに参加
更新 : 2024年8月2日(金)
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