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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年8月15日(木)の市況

1.「日経225」

15日（木）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,726.64(前日比 +284.21)円となった。
日経平均株価は4日続伸。小安くスタートしたものの、昨日上昇した米国株を好感して一巡後は買いが優勢に。海外勢からの株価指数先物への断続的な買いも見られ、指数は一時400円超上昇した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4000億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された米経済指標の結果を受けた米国株につられる形で急騰。午前2時台にこの日の最高値37,718円を付け、37,668円で取引を終えた。15時台の水準から1,000円近くの上げ幅となった。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	36,726.64
前日比	+284.21
騰落率（％）	+0.78%
売買代金	4兆4000億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

15日（木）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,563.06(前日比 +554.67)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。この日発表の米経済指標が景気減速への過度な懸念を後退させる内容だったことが分かると投資家心理が改善し、幅広い銘柄に買いが広がった。シスコシステムズが6％超上昇しダウの上げをけん引したほか、決算内容が好感されたウォルマートも6％を超す大幅上昇となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	40,563.06
前日比	+554.67
騰落率（％）	+1.39%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	19,490.15
前日比	+467.47
騰落率（％）	+2.46%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

15日（木）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,347.35(前日比 +66.30)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は5日続伸。前日の米国株高を受けて買いが先行。この日発表の米経済指標が景気減速への過度な懸念を後退させる内容だったことが分かると投資家心理が改善し、買いが強まった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,347.35
前日比	+66.30
騰落率（％）	+0.80%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

15日（木）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で18,183.24(前日比 +297.64)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は8日続伸。この日発表の米経済指標が景気減速への過度な懸念を払しょくする内容だったことが分かると投資家心理が改善。独株にも買いが波及した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	18,183.24
前日比	+297.64
騰落率（％）	+1.66%

5.「COMEX 金」

15日（木）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2492.4ドル(前日比 +12.7)となった。
金先物相場は反発。緊迫化する中東情勢を背景に買いが入った。一方、予想より強い米小売指標を受けて米長期金利が上昇すると、金利の付かない資産である金の投資妙味が後退して上値を抑える場面も見られた。

COMEX 金
前日終値	2492.4
前日比	+12.7
騰落率（％）	+0.51%

6.「NYMEX 原油」

15日（木）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている9月限の終値が78.16ドル(前日比 +1.18)となった。
原油先物相場は3日ぶりに反発。この日発表された7月米小売売上高が予想を上回ったことを受け、米経済減速への過度な不安が和らぐと、原油需要が伸び悩むとの見方が後退して買いが入った。