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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年9月11日(水)の市況
1.「日経225」
11日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で35,619.77(前日比 -539.39)円となった。
日経平均株価は7日続落。外国為替市場での円高・ドル安を受けて自動車株を中心に輸出関連銘柄に売りが広がった。中川日銀審議委員の発言で日銀の早期利上げ観測が高まったことも投資家心理の悪化につながり、指数は一時900円超安まで下げ幅を広げた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1900億円。
夜間(くりっく株365)は8月米CPI公表後、米国株につられる形で下落するも、午前0時台より反発。取引終了間際にこの日の最高値36,641円を付け、36,574円で取引を終えた。
日経平均株価は7日続落。外国為替市場での円高・ドル安を受けて自動車株を中心に輸出関連銘柄に売りが広がった。中川日銀審議委員の発言で日銀の早期利上げ観測が高まったことも投資家心理の悪化につながり、指数は一時900円超安まで下げ幅を広げた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆1900億円。
夜間(くりっく株365)は8月米CPI公表後、米国株につられる形で下落するも、午前0時台より反発。取引終了間際にこの日の最高値36,641円を付け、36,574円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
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前日終値 | 35,619.77 |
前日比 | -539.39 |
騰落率(%) | -1.49% |
売買代金 | 4兆1900億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
11日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,861.71(前日比 +124.75)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。8月米CPIを受けて「物価が期待したほど鈍化しなかった」との見方が広がると失望売りが膨らみ、指数は一時740ドル超下落した。ただ、売り一巡後はハイテク株中心に買いが集まり、相場は上昇に転じた。市場では「CPIを受けて売りが先行したが、短期的に下げが目立っているハイテク株に押し目買いが入った」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。8月米CPIを受けて「物価が期待したほど鈍化しなかった」との見方が広がると失望売りが膨らみ、指数は一時740ドル超下落した。ただ、売り一巡後はハイテク株中心に買いが集まり、相場は上昇に転じた。市場では「CPIを受けて売りが先行したが、短期的に下げが目立っているハイテク株に押し目買いが入った」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 40,861.71 |
前日比 | +124.75 |
騰落率(%) | +0.31% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,237.30 |
前日比 | +408.16 |
騰落率(%) | +2.17% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
11日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,193.94(前日比 -12.04)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続落。反発して始まったものの、8月米CPIの結果を受けて米国株相場が下落すると英株にも売りが波及した。
ロンドン株式相場は小幅ながら続落。反発して始まったものの、8月米CPIの結果を受けて米国株相場が下落すると英株にも売りが波及した。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,193.94 |
前日比 | -12.04 |
騰落率(%) | -0.15% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
11日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で18,330.27(前日比 +64.35)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反発。米国株相場が下落すると独株にも売りが波及し下げに転じる場面もあったが、引けにかけて持ち直した。
フランクフルト株式相場は反発。米国株相場が下落すると独株にも売りが波及し下げに転じる場面もあったが、引けにかけて持ち直した。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 18,330.27 |
前日比 | +64.35 |
騰落率(%) | +0.35% |
5.「COMEX 金」
11日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2542.4ドル(前日比 -0.7)となった。
金先物相場は先週末以来3営業日ぶりに小反落。金利が付かない資産である金は、米CPI発表局面の米金利動向をにらみつつ、相対的な投資妙味を意識して上下。CPI発表直後の金利上昇を受けて2529ドルまで下落が先行した。米金利が上昇幅を縮小すると一時2549ドルまで反発する場面も。しかしやや押し戻され、前日比マイナス圏へ沈んだ。
金先物相場は先週末以来3営業日ぶりに小反落。金利が付かない資産である金は、米CPI発表局面の米金利動向をにらみつつ、相対的な投資妙味を意識して上下。CPI発表直後の金利上昇を受けて2529ドルまで下落が先行した。米金利が上昇幅を縮小すると一時2549ドルまで反発する場面も。しかしやや押し戻され、前日比マイナス圏へ沈んだ。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2542.4 |
前日比 | -0.7 |
騰落率(%) | -0.03% |
6.「NYMEX 原油」
11日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている10月限の終値が67.31ドル(前日比 +1.56)となった。
原油先物相場は反発。米石油生産施設が多く集まるメキシコ湾岸へのハリケーン接近などを理由に、前日の下落に対する修正の買い戻しが入った。ただ、米エネルギー省(EIA)発表の週間石油在庫(9/6時点)で原油在庫が+83.3万バレル(前週 -687.3万バレル)と積み増しへ転じたことを嫌気して一時66ドル割れとなるなど、弱い動きを見せる場面もあり動意は安定しなかった。
原油先物相場は反発。米石油生産施設が多く集まるメキシコ湾岸へのハリケーン接近などを理由に、前日の下落に対する修正の買い戻しが入った。ただ、米エネルギー省(EIA)発表の週間石油在庫(9/6時点)で原油在庫が+83.3万バレル(前週 -687.3万バレル)と積み増しへ転じたことを嫌気して一時66ドル割れとなるなど、弱い動きを見せる場面もあり動意は安定しなかった。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 67.31 |
前日比 | +1.56 |
騰落率(%) | +2.37% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 10:00 田村直樹日銀審議委員、あいさつ
▼ 海外
- 15:00 8月独卸売物価指数(WPI)
- 21:15 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表
- 21:30 7月カナダ住宅建設許可件数
- 21:30 8月米卸売物価指数(PPI)
- 食品とエネルギーを除くコア指数
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 21:45 ラガルドECB総裁、定例記者会見
- 13日02:00 米財務省、30年債入札
- 13日03:00 8月米月次財政収支
更新 : 2024年9月12日(木)
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