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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年9月27日(金)の市況

1.「日経225」

先週末27日（金）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,829.56(前日比 +903.93)円となった。
日経平均株価は大幅続伸。前日の米国株式市場で半導体関連株が大きく上昇したことを受け、この日の東京市場でも半導体関連株の一角に買いが入った。その後は自民党総裁選を前に持ち高調整売りが進んだが、総裁選の投開票が進む中で再び上昇幅を拡大。1回目の投票で高市氏が1位となると、外国為替市場での円安進行と歩調を合わせる格好で900円超高の高値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で5兆6300億円と商いも高水準となった。
夜間(くりっく株365)は15時台にこの日の最高値39,978円を付けるも、石破氏が新総裁に選出されると一転し急落。午前3時台にこの日の最安値37,299円を付け、37,461円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	39,829.56
前日比	+903.93
騰落率（％）	+2.32%
売買代金	5兆6300億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

先週末27日（金）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,313.00(前日比 +137.89)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。8月米PCE物価指数がインフレ鈍化の持続を示唆すると、米大幅利下げ観測が再燃し株買いを促した。指数は一時450ドル超上昇した。ただ、週末を控える中、過熱感や高値警戒感も意識されたため、引けにかけては伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落。足もとで相場上昇が続いたあとだけに利益確定目的の売りが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,313.00
前日比	+137.89
騰落率（％）	+0.33%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,008.63
前日比	-106.91
騰落率（％）	-0.53%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

先週末27日（金）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,320.76(前日比 +35.85)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続伸。前日の米国株相場や本日のアジア株相場が上昇したことで投資家心理が上向き、買いが優勢となった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,320.76
前日比	+35.85
騰落率（％）	+0.43%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

先週末27日（金）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,473.63(前日比 +235.27)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続伸し、史上最高値を更新した。前日の米国株や本日の日本や中国などアジアの主要株価指数が堅調に推移すると、投資家心理が強気に傾き独株にも買いが集まった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,473.63
前日比	+235.27
騰落率（％）	+1.22%

5.「COMEX 金」

先週末27日（金）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2668.1ドル(前日比 -26.8)となった。
金先物相場は8日ぶりに反落。連日で過去最高値を更新しており、この日は利益確定や持ち高調整の売りが優勢となった。

COMEX 金
前日終値	2668.1
前日比	-26.8
騰落率（％）	-0.99%

6.「NYMEX 原油」

先週末27日（金）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が68.18ドル(前日比 +0.51)となった。
原油先物相場は反発。27日に中国人民銀行が追加の金融緩和に踏み切ったことなどから、中国の景気回復期待からエネルギー需要が増加するとの見方が浮上して買い優勢となった。もっとも、前日に「サウジアラビアが12月から増産する用意がある」と報じられており、需給の緩みが意識されて上値は重かった。