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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月2日(水)の市況
1.「日経225」
2日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で37,808.76(前日比 -843.21)円となった。
日経平均株価は大幅反落。中東情勢の悪化懸念から前日の米国株式相場が下落し、東京市場でも投資家のリスク志向低下を嫌気した売りが出た。株価指数先物主導で下げ足を速め、指数は一時1000円超安まで下押しした。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3900億円。
夜間(くりっく株365)は堅調に推移し、15時台の水準から1000円近く上昇。取引終了間際にこの日の最高値38,753円を付け、38,675円で取引を終えた。
日経平均株価は大幅反落。中東情勢の悪化懸念から前日の米国株式相場が下落し、東京市場でも投資家のリスク志向低下を嫌気した売りが出た。株価指数先物主導で下げ足を速め、指数は一時1000円超安まで下押しした。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3900億円。
夜間(くりっく株365)は堅調に推移し、15時台の水準から1000円近く上昇。取引終了間際にこの日の最高値38,753円を付け、38,675円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 37,808.76 |
前日比 | -843.21 |
騰落率(%) | -2.18% |
売買代金 | 4兆3900億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
2日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,196.52(前日比 +39.55)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。イスラエルとイランを巡る地政学リスクへの懸念が相場の重しとなり、続落して始まった。ただ、9月ADP全米雇用報告が予想を上回り、米労働市場の底堅さを示すと、徐々に買い戻しが優勢となり上げに転じた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も小反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。イスラエルとイランを巡る地政学リスクへの懸念が相場の重しとなり、続落して始まった。ただ、9月ADP全米雇用報告が予想を上回り、米労働市場の底堅さを示すと、徐々に買い戻しが優勢となり上げに転じた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も小反発した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 42,196.52 |
前日比 | +39.55 |
騰落率(%) | +0.09% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,802.59 |
前日比 | +29.29 |
騰落率(%) | +0.15% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
2日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,290.86(前日比 +14.21)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。原油先物相場の上昇を背景にエネルギー株が買われ、相場を押し上げた。素材株も値上がりした。ただ、イランの攻撃を受けたイスラエルが反撃を示唆したと伝わる中、「成り行きを見極めたい」との声も聞かれ、上値は限定的だった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。原油先物相場の上昇を背景にエネルギー株が買われ、相場を押し上げた。素材株も値上がりした。ただ、イランの攻撃を受けたイスラエルが反撃を示唆したと伝わる中、「成り行きを見極めたい」との声も聞かれ、上値は限定的だった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,290.86 |
前日比 | +14.21 |
騰落率(%) | +0.17% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
2日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で19,164.75(前日比 -48.39)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日続落。イスラエルとイランを巡る地政学リスクへの懸念が相場の重しとなったが、売り一巡後は一部銘柄に買いが入り下げ渋った。
フランクフルト株式相場は3日続落。イスラエルとイランを巡る地政学リスクへの懸念が相場の重しとなったが、売り一巡後は一部銘柄に買いが入り下げ渋った。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 19,164.75 |
前日比 | -48.39 |
騰落率(%) | -0.25% |
5.「COMEX 金」
2日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2669.7ドル(前日比 -20.6)となった。
金先物相場は反落。中東情勢の緊迫化で安全資産とされる金先物に買いが集まる場面もあったが、米金利の上昇で金利のつかない金先物は売りが優勢となった。対円を中心にドル高が進んだことで、ドルで取引される金先物には割高感も出たことも重しになった。
金先物相場は反落。中東情勢の緊迫化で安全資産とされる金先物に買いが集まる場面もあったが、米金利の上昇で金利のつかない金先物は売りが優勢となった。対円を中心にドル高が進んだことで、ドルで取引される金先物には割高感も出たことも重しになった。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2669.7 |
前日比 | -20.6 |
騰落率(%) | -0.77% |
6.「NYMEX 原油」
2日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が70.10ドル(前日比 +0.27)となった。
原油先物相場は続伸。昨日のイランによる弾道ミサイル発射について、「イスラエルが数日内に報復する」との報道で一時72.49ドルまで大幅に原油先物価格は上昇した。しかし、米エネルギー省(EIA)が発表した原油在庫とガソリン在庫が予想の取り崩しに対し積み増しとなったことで、一転原油先物に売りが入り大幅に上げ幅を縮小して引けた。
原油先物相場は続伸。昨日のイランによる弾道ミサイル発射について、「イスラエルが数日内に報復する」との報道で一時72.49ドルまで大幅に原油先物価格は上昇した。しかし、米エネルギー省(EIA)が発表した原油在庫とガソリン在庫が予想の取り崩しに対し積み増しとなったことで、一転原油先物に売りが入り大幅に上げ幅を縮小して引けた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 70.10 |
前日比 | +0.27 |
騰落率(%) | +0.39% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 10:30 野口旭日銀審議委員、あいさつ
▼ 海外
- 10:30 8月豪貿易収支
- 15:30 9月スイス消費者物価指数(CPI)
- 16:55 9月独サービス部門PMI改定値
- 17:00 9月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
- 17:30 9月英サービス部門PMI改定値
- 18:00 8月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
- 20:30 9月米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 22:45 9月米サービス部門PMI改定値
- 22:45 9月米総合PMI改定値
- 23:00 9月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数
- 23:00 8月米製造業新規受注
- 23:00 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、あいさつ
- 23:40 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
- 中国(国慶節)、韓国(建国記念日)、休場
更新 : 2024年10月3日(木)
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