情報配信コンテンツ
本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月3日(木)の市況
1.「日経225」
3日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,552.06(前日比 +743.30)円となった。
日経平均株価は大幅反発。外国為替市場での円安進行が手掛かりとなり、輸出関連株に買いが入った。半導体関連株も上昇し、指数は一時1000円超上昇。もっとも、その後は週末に米雇用統計が控えているほか、中東情勢の不透明感なども意識されたことでやや伸び悩んだ。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2900億円。
夜間(くりっく株365)は上下400円程の値動きで推移。22時台にこの日の最安値38,353円を付けるも、15時台の水準まで値を戻し、38,633円で取引を終えた。
日経平均株価は大幅反発。外国為替市場での円安進行が手掛かりとなり、輸出関連株に買いが入った。半導体関連株も上昇し、指数は一時1000円超上昇。もっとも、その後は週末に米雇用統計が控えているほか、中東情勢の不透明感なども意識されたことでやや伸び悩んだ。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2900億円。
夜間(くりっく株365)は上下400円程の値動きで推移。22時台にこの日の最安値38,353円を付けるも、15時台の水準まで値を戻し、38,633円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 38,552.06 |
前日比 | +743.30 |
騰落率(%) | +1.97% |
売買代金 | 4兆2900億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
3日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,011.59(前日比 -184.93)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。イランによるミサイル攻撃を受けたイスラエルが近く報復するとの観測が高まる中、中東情勢が一段と悪化するとの警戒から売りが出た。「石油施設を標的にすることを協議中」との報道を受けて、WTI原油先物相場が急騰したことも投資家心理を冷やした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も小幅ながら反落した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。イランによるミサイル攻撃を受けたイスラエルが近く報復するとの観測が高まる中、中東情勢が一段と悪化するとの警戒から売りが出た。「石油施設を標的にすることを協議中」との報道を受けて、WTI原油先物相場が急騰したことも投資家心理を冷やした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も小幅ながら反落した。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 42,011.59 |
前日比 | -184.93 |
騰落率(%) | -0.44% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 19,793.34 |
前日比 | -9.24 |
騰落率(%) | -0.05% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
3日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,282.52(前日比 -8.34)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに小反落。BOEによる早期利下げ観測を背景に買い先行で始まったものの、中東の地政学リスクが意識されると徐々に上値が重くなり下げに転じた。素材株が売られたほか、不動産株が軟調に推移し、相場の重しとなった。半面、原油高を背景にエネルギー株が買われ、相場を下支えした。
ロンドン株式相場は3日ぶりに小反落。BOEによる早期利下げ観測を背景に買い先行で始まったものの、中東の地政学リスクが意識されると徐々に上値が重くなり下げに転じた。素材株が売られたほか、不動産株が軟調に推移し、相場の重しとなった。半面、原油高を背景にエネルギー株が買われ、相場を下支えした。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,282.52 |
前日比 | -8.34 |
騰落率(%) | -0.10% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
3日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で19,015.41(前日比 -149.34)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は4日続落。イスラエルとイランを巡る地政学リスクへの懸念が相場の重しとなった。
フランクフルト株式相場は4日続落。イスラエルとイランを巡る地政学リスクへの懸念が相場の重しとなった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 19,015.41 |
前日比 | -149.34 |
騰落率(%) | -0.78% |
5.「COMEX 金」
3日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2679.2ドル(前日比 +9.5)となった。
金先物相場は反発。ドルが堅調に推移したことで、ドルで取引される金先物は割高感で上値を抑えた。一方で、中東情勢の緊迫化により原油先物価格が一時5%超上昇するなどリスク回避の動きが高まると、安全資産とされる金先物に買いが集まったことが下値を支えた。終始前日終値近辺を上下する方向感のない動きだったが、引けにかけてはドル買いの勢いも収まったこともあり反発して引けた。
金先物相場は反発。ドルが堅調に推移したことで、ドルで取引される金先物は割高感で上値を抑えた。一方で、中東情勢の緊迫化により原油先物価格が一時5%超上昇するなどリスク回避の動きが高まると、安全資産とされる金先物に買いが集まったことが下値を支えた。終始前日終値近辺を上下する方向感のない動きだったが、引けにかけてはドル買いの勢いも収まったこともあり反発して引けた。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 2679.2 |
前日比 | +9.5 |
騰落率(%) | +0.36% |
6.「NYMEX 原油」
3日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が73.71ドル(前日比 +3.61)となった。
原油先物相場は大幅に3日続伸。イランとイスラエルを巡る中東情勢の緊迫化で底堅い動きをしていた原油先物市場だが、バイデン米大統領が「イスラエルによるイラン石油施設への攻撃を協議中」と発言すると74ドル手前まで急騰した。その後72ドル半ばまで戻す場面もあったが、中東情勢の懸念はぬぐえず堅調地合いを維持し大幅に続伸して引けた。
原油先物相場は大幅に3日続伸。イランとイスラエルを巡る中東情勢の緊迫化で底堅い動きをしていた原油先物市場だが、バイデン米大統領が「イスラエルによるイラン石油施設への攻撃を協議中」と発言すると74ドル手前まで急騰した。その後72ドル半ばまで戻す場面もあったが、中東情勢の懸念はぬぐえず堅調地合いを維持し大幅に続伸して引けた。
NYMEX 原油 | |
---|---|
前日終値 | 73.71 |
前日比 | +3.61 |
騰落率(%) | +5.15% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 14:45 9月スイス失業率(季節調整前)
- 16:55 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト、講演
- 17:30 9月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
- 19:00 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
- 21:30 9月米雇用統計
- 22:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
- 23:00 9月カナダIvey購買部協会景気指数
- 23:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、メディア出演
- 中国(国慶節)、休場
- 6日 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議(ラオス・ビエンチャン、11日まで)
- 6日 豪州が夏時間に移行
更新 : 2024年10月4日(金)
▸ ログインにお困りのお客様