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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月4日(金)の市況
1.「日経225」
先週末4日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,635.62(前日比 +83.56)円となった。
日経平均株価は小幅続伸。日銀の早期利上げ観測後退などを手掛かりにした買いが引き続き入った一方、今晩の米雇用統計や週末を控えた持ち高調整売りなども出たため、上値の重さも意識された。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8800億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された9月米雇用統計の結果を受け、米国株につられる形で急騰。取引終了間際にこの日の最高値39,660円を付け、39,627円で取引を終えた。
日経平均株価は小幅続伸。日銀の早期利上げ観測後退などを手掛かりにした買いが引き続き入った一方、今晩の米雇用統計や週末を控えた持ち高調整売りなども出たため、上値の重さも意識された。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8800億円。
夜間(くりっく株365)は21時30分に公表された9月米雇用統計の結果を受け、米国株につられる形で急騰。取引終了間際にこの日の最高値39,660円を付け、39,627円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 38,635.62 |
前日比 | +83.56 |
騰落率(%) | +0.22% |
売買代金 | 3兆8800億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末4日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,352.75(前日比 +341.16)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、史上最高値を更新した。米国の港湾ストライキが終了したうえ、9月米雇用統計が良好な内容だったことが伝わると、投資家心理が楽観に傾いた。主力株中心に買いが集まると、引けにかけて上値を伸ばした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、史上最高値を更新した。米国の港湾ストライキが終了したうえ、9月米雇用統計が良好な内容だったことが伝わると、投資家心理が楽観に傾いた。主力株中心に買いが集まると、引けにかけて上値を伸ばした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 42,352.75 |
前日比 | +341.16 |
騰落率(%) | +0.81% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 20,035.02 |
前日比 | +241.68 |
騰落率(%) | +1.22% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末4日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,280.63(前日比 -1.89)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続落。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行したものの、良好な米雇用統計を受けて買いが強まると下げ渋った。
ロンドン株式相場は小幅ながら続落。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行したものの、良好な米雇用統計を受けて買いが強まると下げ渋った。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,280.63 |
前日比 | -1.89 |
騰落率(%) | -0.02% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末4日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で19,120.93(前日比 +105.52)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は5日ぶりに反発。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いていたが、良好な米雇用統計をきっかけに買いが強まると反発して取引を終えた。
フランクフルト株式相場は5日ぶりに反発。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いていたが、良好な米雇用統計をきっかけに買いが強まると反発して取引を終えた。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 19,120.93 |
前日比 | +105.52 |
騰落率(%) | +0.55% |
5.「COMEX 金」
先週末4日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2667.8ドル(前日比 -11.4)となった。
金先物相場は反落。前日引け値水準でもみ合っていた金先物だったが、9月の米雇用統計が市場予想よりも強い結果となる米中長期金利の上昇とともにドルが大幅高となった。ドルで取引される金先物は、ドル高による割高感を嫌気し反落して引けた。
金先物相場は反落。前日引け値水準でもみ合っていた金先物だったが、9月の米雇用統計が市場予想よりも強い結果となる米中長期金利の上昇とともにドルが大幅高となった。ドルで取引される金先物は、ドル高による割高感を嫌気し反落して引けた。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2667.8 |
前日比 | -11.4 |
騰落率(%) | -0.43% |
6.「NYMEX 原油」
先週末4日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が74.38ドル(前日比 +0.67)となった。
原油先物相場は4日続伸。イランとイスラエルを巡る中東情勢の緊迫化で75ドル半ばまで一時原油先物は上昇した。しかし、原油市場引け前にバイデン米大統領が記者会見で「イスラエルは油田攻撃以外の選択肢を検討するべきだ」と発言すると、上げ幅を大幅に縮小して引けた。
原油先物相場は4日続伸。イランとイスラエルを巡る中東情勢の緊迫化で75ドル半ばまで一時原油先物は上昇した。しかし、原油市場引け前にバイデン米大統領が記者会見で「イスラエルは油田攻撃以外の選択肢を検討するべきだ」と発言すると、上げ幅を大幅に縮小して引けた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 74.38 |
前日比 | +0.67 |
騰落率(%) | +0.91% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 14:00 8月景気動向指数速報値
- 14:00 日銀地域経済報告(さくらレポート)
▼ 海外
- 15:00 8月独製造業新規受注
- 16:05 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 16:45 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
- 18:00 8月ユーロ圏小売売上高
- 23:30 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 8日02:00 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
- 8日02:50 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、質疑応答
- 8日04:00 8月米消費者信用残高
- 中国(国慶節)、休場
- 豪州は6日から夏時間に移行済み
更新 : 2024年10月7日(月)