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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月8日(火)の市況

1.「日経225」

8日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,937.54(前日比 -395.20)円となった。
日経平均株価は4営業日ぶりに反落。昨日の米国株が下落したほか、中東情勢が悪化したことが嫌気されて売りが優勢となった。香港ハンセン株が大幅に反落したことも投資家心理の悪化につながり、一時500円超下落した。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9400億円。
夜間(くりっく株365)は17時台より上昇。午前0時台にこの日の最高値39,532円を付け、39,394円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,937.54
前日比	-395.20
騰落率（％）	-1.00%
売買代金	3兆9400億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

8日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,080.37(前日比 +126.13)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。中東情勢を巡る懸念は根強いものの、WTI原油先物相場が大幅に下落すると投資家心理が改善し主力株中心に買い戻しが入った。前日に下げが目立ったアップルやアマゾン・ドット・コムなどハイテク株が買われ、相場を下支えした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,080.37
前日比	+126.13
騰落率（％）	+0.30%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,107.78
前日比	+307.04
騰落率（％）	+1.55%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

8日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,190.61(前日比 -113.01)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反落。市場では「中国で大型の追加景気刺激策が打ち出される」との期待が出ていたものの、経済政策の内容が物足りないとの受け止めから失望売りが広がった。銅など非鉄金属の先物相場が下落したことで、素材株が売られ相場を押し下げた。原油安を背景にエネルギー株も値を下げた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,190.61
前日比	-113.01
騰落率（％）	-1.36%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

8日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で19,066.47(前日比 -37.63)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。香港ハンセン指数が急落するなど、アジア各国の株価指数の下げが目立つ中、独市場でもリスク回避目的の売りが優勢となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,066.47
前日比	-37.63
騰落率（％）	-0.20%

5.「COMEX 金」

8日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2635.4ドル(前日比 -30.6)となった。
金先物相場は3日続落。先週末の米雇用統計を通過した後、米長期金利の上昇傾向が続いており、金利を生まない金は売り圧力が継続。為替相場で全般ドルが堅調な動きになっていることも、ドル建ての金の割高感につながり売りを後押した。

COMEX 金
前日終値	2635.4
前日比	-30.6
騰落率（％）	-1.15%

6.「NYMEX 原油」

8日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が73.57ドル(前日比 -3.57)となった。
原油先物相場は6日ぶり大幅反落。中東の地政学リスクを背景に前日まで5連騰と約1カ月ぶりの高値水準まで急ピッチで上昇したこともあり、この日は高値警戒感も出るなか利益確定売りが優勢となった。