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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月15日(火)の市況
1.「日経225」
15日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,910.55(前日比 +304.75)円となった。
日経平均株価は4日続伸。前日の欧米株高が投資家心理の改善につながったほか、外国為替市場での円安進行も相場を後押しした。株価指数先物主導で上昇幅を拡大し、約3カ月ぶりに節目の4万円台を回復。ただ、その後は大台の回復の達成感や短期的な過熱感などが意識され、戻り待ちや利益確定売りに上値を抑えられた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4300億円。
夜間(くりっく株365)はNY時間に入り下落。取引終了間際にこの日の最安値38,873円を付け、39,001円で取引を終えた。15時台の水準からの下げ幅は約1,000円に迫った。
日経平均株価は4日続伸。前日の欧米株高が投資家心理の改善につながったほか、外国為替市場での円安進行も相場を後押しした。株価指数先物主導で上昇幅を拡大し、約3カ月ぶりに節目の4万円台を回復。ただ、その後は大台の回復の達成感や短期的な過熱感などが意識され、戻り待ちや利益確定売りに上値を抑えられた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4300億円。
夜間(くりっく株365)はNY時間に入り下落。取引終了間際にこの日の最安値38,873円を付け、39,001円で取引を終えた。15時台の水準からの下げ幅は約1,000円に迫った。
東証プライム(9時~15時) | |
---|---|
前日終値 | 39,910.55 |
前日比 | +304.75 |
騰落率(%) | +0.77% |
売買代金 | 4兆4300億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
15日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,740.42(前日比 -324.80)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングスが発表した決算が低調な内容となったことを受けて同社株が急落すると、半導体関連銘柄に売りが波及し相場を押し下げた。なお、決算は誤って予定より1日早くウェブサイトに掲載され、「予想外の公表が市場を驚かせた」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングスが発表した決算が低調な内容となったことを受けて同社株が急落すると、半導体関連銘柄に売りが波及し相場を押し下げた。なお、決算は誤って予定より1日早くウェブサイトに掲載され、「予想外の公表が市場を驚かせた」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落した。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 42,740.42 |
前日比 | -324.80 |
騰落率(%) | -0.75% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 20,159.83 |
前日比 | -279.21 |
騰落率(%) | -1.37% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
15日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,249.28(前日比 -43.38)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。原油先物相場が急落したことを背景に、エネルギー株が売られ、相場の重しとなった。素材株も軟調だった半面、不動産株は買われた。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。原油先物相場が急落したことを背景に、エネルギー株が売られ、相場の重しとなった。素材株も軟調だった半面、不動産株は買われた。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,249.28 |
前日比 | -43.38 |
騰落率(%) | -0.52% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
15日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で19,486.19(前日比 -22.10)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反落。17日にECB理事会の結果公表を控える中、持ち高調整の売りがやや優勢となった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反落。17日にECB理事会の結果公表を控える中、持ち高調整の売りがやや優勢となった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 19,486.19 |
前日比 | -22.10 |
騰落率(%) | -0.11% |
5.「COMEX 金」
15日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2678.9ドル(前日比 +13.3)となった。
金先物相場は反発。序盤に発表された10月米NY連銀製造業景気指数は予想を大幅に下回った。これを受けて米長期金利が低下し、金利が付かない金にとっては支援材料となった。ロンドン貴金属市場協会の年次総会で、複数の中央銀行が金の積極的な購入を続けていると表明したことも買い安心感に繋がっているもよう。
金先物相場は反発。序盤に発表された10月米NY連銀製造業景気指数は予想を大幅に下回った。これを受けて米長期金利が低下し、金利が付かない金にとっては支援材料となった。ロンドン貴金属市場協会の年次総会で、複数の中央銀行が金の積極的な購入を続けていると表明したことも買い安心感に繋がっているもよう。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2678.9 |
前日比 | +13.3 |
騰落率(%) | +0.50% |
6.「NYMEX 原油」
15日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が70.58ドル(前日比 -3.25)となった。
原油先物相場は大幅に3日続落。イスラエルのイランに対する報復攻撃は軍事施設が標的と報じられ、石油や核施設への攻撃は避けられるとの見方が広がった。エネルギー供給の混乱懸念が後退し、原油先物は売り圧力が一気に高まった。国際エネルギー機関(IEA)の月報で今年の世界石油需要の見通しが下方修正されたことも重しとなり、一時69.70ドル台まで下げ幅を広げた。
原油先物相場は大幅に3日続落。イスラエルのイランに対する報復攻撃は軍事施設が標的と報じられ、石油や核施設への攻撃は避けられるとの見方が広がった。エネルギー供給の混乱懸念が後退し、原油先物は売り圧力が一気に高まった。国際エネルギー機関(IEA)の月報で今年の世界石油需要の見通しが下方修正されたことも重しとなり、一時69.70ドル台まで下げ幅を広げた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 70.58 |
前日比 | -3.25 |
騰落率(%) | -4.40% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 10:30 安達誠司日銀審議委員、あいさつ
▼ 海外
- 15:00 9月英CPI
- 15:00 9月英CPIコア指数
- 15:00 9月英小売物価指数(RPI)
- 20:00 8月南アフリカ小売売上高
- 20:00 MBA住宅ローン申請指数
- 21:15 9月カナダ住宅着工件数
- 21:30 8月カナダ製造業出荷
- 21:30 9月米輸入物価指数
- 17日03:40 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
更新 : 2024年10月16日(水)
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