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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月16日(水)の市況

1.「日経225」

16日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,180.30(前日比 -730.25)円となった。
日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反落。前日の欧米株式相場が下落し、投資家のリスク回避姿勢が強まった。オランダの半導体製造装置大手ASMLの低調な決算を受けて半導体関連株の下げが目立ち、指数は一時850円近く下落する場面もあった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9100億円。
夜間(くりっく株365)は緩やかに上昇。午前3時台にこの日の最高値39,553円を付け、39,487円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	39,180.30
前日比	-730.25
騰落率（％）	-1.83%
売買代金	3兆9100億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

16日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で43,077.70(前日比 +337.28)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、史上最高値を更新した。金融大手モルガン・スタンレーが発表した四半期決算が良好な内容だったことを受けて、買い安心感が広がった。15日に決算を発表したゴールドマン・サックスも買われ、相場を下支えした。なお、前日大幅安となったユナイテッドヘルス・グループは2.7％上昇し、1銘柄でダウ平均を102ドル程度押し上げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	43,077.70
前日比	+337.28
騰落率（％）	+0.79%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,174.05
前日比	+14.22
騰落率（％）	+0.07%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

16日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,329.07(前日比 +79.79)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。9月英CPIが予想を下回ると、BOEが利下げを進めやすくなるとの見方が広がり、株買いが優勢となった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,329.07
前日比	+79.79
騰落率（％）	+0.97%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

16日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,432.81(前日比 -53.38)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は小幅続落。前日の米国株や本日のアジア株相場の下落が投資家心理を冷やした。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,432.81
前日比	-53.38
騰落率（％）	-0.27%

5.「COMEX 金」

16日(水)のNY(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,691.3(前日比 +12.4)ポイントとなった。
金先物相場は続伸。米長期金利の低下やECBやBOEの追加利下げ観測が、金利の付かない金の支えとなった。中東の紛争拡大リスクに対する懸念も高まったままであり、こちらも安全資産とされる金に資金を向かわせた。

COMEX 金
前日終値	2,691.3
前日比	+12.4
騰落率（％）	+0.46%

6.「NYMEX 原油」

16日(水)のNY(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が70.39(前日比 -0.19)ポイントとなった。
原油先物相場は小幅に4日続落。石油輸出国機構（OPEC）や国際エネルギー機関（IEA）が今週、今年の世界石油需要の伸びについて見通しを下方修正したことが意識され、この日も上値の重い展開となった。もっとも昨日の安値を下回ったところで売りが一服すると、週初から大きく下げた反動で持ち高調整の動きが中心となった。