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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月17日(木)の市況

1.「日経225」

17日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,911.19(前日比 -269.11)円となった。
日経平均株価は続落。オランダ半導体製造装置ASMLホールディング株が昨日の海外市場で下落した影響から半導体関連株に売りが強まった。台湾TSMCの決算が良好だったことで下げ渋る場面があったが戻りは鈍く、結局安値引けとなった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7500億円。
夜間(くりっく株365)はやや上昇し、21時台にこの日の最高値39,469円を付け、39,229円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,911.19
前日比	-269.11
騰落率（％）	-0.69%
売買代金	3兆7500億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

17日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で43,239.05(前日比 +161.35)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。堅調な米経済指標を受けて米景気への楽観が広がると、買いが優勢となった。半導体受託生産大手、台湾積体電路製造（TSMC）の第3四半期決算が良好な内容となったことも投資家心理の改善につながった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら続伸。エヌビディアは株式分割後ベースの高値を更新したものの、引けにかけては利食い売りなどに押された。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	43,239.05
前日比	+161.35
騰落率（％）	+0.37%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,190.43
前日比	+16.38
騰落率（％）	+0.08%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

17日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,385.13(前日比 +56.06)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続伸し、5月21日以来約5カ月ぶりの高値で取引を終えた。前日の英インフレ指標の鈍化を受けて、英中銀（BOE）が利下げを進めやすくなるとの見方が広がる中、この日も買いが続いた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,385.13
前日比	+56.06
騰落率（％）	+0.67%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

17日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,583.39(前日比 +150.58)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。ECB定例理事会の結果公表を前にしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、結果が伝わると強含んだ。良好な米経済指標が相次いだことも投資家心理の改善につながった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,583.39
前日比	+150.58
騰落率（％）	+0.77%

5.「COMEX 金」

17日(木)のNY(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,707.5(前日比 +16.2)ポイントとなった。
金先物相場は3日続伸。米金利の上昇や為替のドル高進行など相場の逆風となり得る材料は見られたが、この日も旺盛な需要に金価格は押し上げられた。なお、イスラエル軍がイスラム組織ハマスの最高指導者を殺害したことが報じられた。組織が弱体化する可能性はあるものの、中東情勢の混迷が更に深まるとの見方も根強いなか安全資産の金に資金が向かった面もあるもよう。

COMEX 金
前日終値	2,707.5
前日比	+16.2
騰落率（％）	+0.60%

6.「NYMEX 原油」

17日(木)のNY(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている11月限の終値が70.67(前日比 +0.28)ポイントとなった。
原油先物相場は5日ぶりに反発。米エネルギー省（EIA）の週間在庫統計で原油が3週ぶりに取り崩しとなり、買い戻しが優勢に。その後、イスラム組織ハマスの最高指導者がイスラエル軍に殺害されたことが確認され、組織弱体化から中東情勢が沈静化するとの思惑が一部で広まった。原油も売りで反応したが69ドル半ばを下値に切り返し、70ドル台で水準を切り上げて終えた。