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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月23日(水)の市況

1.「日経225」

23日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,104.86(前日比 -307.10)円となった。
日経平均株価は3日続落。小安く始まった後は外国為替市場での円安を受けて自動車関連株に買いが入ったためプラス圏を回復した。ただ、衆院総選挙に対する警戒感が高まるなかで一巡後は売りが優勢となり、後場には420円超安まで下げ幅を広げた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆5100億円。
夜間(くりっく株365)は下落基調。午前3時台にこの日の最安値37,681円を付け、37,883円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	38,104.86
前日比	-307.10
騰落率（％）	-0.80%
売買代金	3兆5100億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

23日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,514.95(前日比 -409.94)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識されたことが相場の重しとなり、指数は一時600ドル超下落した。マクドナルドやアップル、コカ・コーラ、ボーイングなど、個別の材料をきっかけに大きく売られた銘柄が目立った。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落。足もとで相場上昇が続いたあとだけに利益確定目的の売りが優勢となった。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,514.95
前日比	-409.94
騰落率（％）	-0.95%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,066.96
前日比	-316.68
騰落率（％）	-1.55%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

23日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,258.64(前日比 -47.90)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は4日続落。米長期金利の先高観や米国株相場の下落などが投資家心理の重しとなり、売りが優勢となった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,258.64
前日比	-47.90
騰落率（％）	-0.58%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

23日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,377.62(前日比 -44.29)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日続落。米欧の長期金利上昇や、本日の米国株相場の下落が投資家心理を冷やした。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,377.62
前日比	-44.29
騰落率（％）	-0.23%

5.「COMEX 金」

23日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,729.4(前日比 -30.4)ポイントとなった。
金先物相場は7日ぶりに反落。米選挙などの大きなイベントを控え、安全資産とされる金先物価格は連日高値を更新していたが7日ぶりに反落して引けた。米長期債利回りが上昇したことや、ドルが全面高になったことで、ドルで取引される金先物が割高感になったことが重しとなった。

COMEX 金
前日終値	2,729.40
前日比	-30.40
騰落率（％）	-1.10%

6.「NYMEX 原油」

23日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている12月限の終値が70.77(前日比 -0.97)ポイントとなった。
原油先物相場は3日ぶりに反落。ドルが全面高になると、ドルで取引される原油先物は割高感から軟調な動きを見せた。一時中東情勢などの緊迫化などもあり買い戻しが入る場面もあったが、米エネルギー省（EIA）が発表した週間石油在庫で原油とガソリンがともに積み増し幅が市場予想を大きく上回ると、供給過剰懸念が浮上し再び売りに押され3日ぶりに反落して引けた。