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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年10月30日(水)の市況

1.「日経225」

30日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,277.39(前日比 +373.71)円となった。
日経平均株価は3日続伸。昨日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連銘柄を中心に買いが強まった。指数は一時510円超高まで上昇。もっとも、引けにかけては利益確定目的の売りに上値を抑えられた。
東証プライムの売買代金は概算で7兆9600億円。
夜間(くりっく株365)は17時台にこの日の最高値39,755円を付けるも、その後反落。15時台と同水準まで下押し、39,338円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	39,277.39
前日比	+373.71
騰落率（％）	+0.96%
売買代金	7兆9600億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

30日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,141.54(前日比 -91.51)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。半導体関連株を中心に持ち高調整の売りが目立った。半面、好決算を受けてビザが大幅高となったほか、同業のアメリカン・エクスプレスも買われたことが下値を支えた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は5営業日ぶりに反落した。前日に史上最高値を更新したこともあり、いったん利益を確定する動きが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,141.54
前日比	-91.51
騰落率（％）	-0.22%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,387.70
前日比	-162.95
騰落率（％）	-0.79%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

30日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,159.63(前日比 -59.98)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続落。序盤から持ち高調整の売りが優勢となり、その後も引けにかけて戻りは鈍く、終値ベースでは8月8日以来の安値を付けた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,159.63
前日比	-59.98
騰落率（％）	-0.73%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

30日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,257.34(前日比 -220.73)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。その他欧州株と同様にポジション調整の売りが優勢となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,257.34
前日比	-220.73
騰落率（％）	-1.13%

5.「COMEX 金」

30日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,800.8(前日比 +19.7)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に5営業日続伸。落ち着ききれない中東情勢や、米大統領選挙を控えた不透明感が引き続き支え。中国景況に関する警戒感のくすぶりもあって、リスク回避資産である金が買われ、史上最高値を更新する流れが続いている。

COMEX 金
前日終値	2,800.8
前日比	+19.70
騰落率（％）	+0.71%

6.「NYMEX 原油」

30日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている12月限の終値が68.61(前日比 +1.40)ポイントとなった。
原油先物相場は3営業日ぶりに反発。石油輸出国機構（OPEC）加盟国ほか主要産油国による枠組みOPECプラスが増産を延期するとの観測が下支えの要因。米エネルギー省（EIA）週間石油在庫（10/25時点）で、原油在庫は-51.5万バレル（前週 +547.4万バレル）と小幅な取り崩しに転じたが、直後の原油相場の反応は乏しかった。