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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年11月12日(火)の市況

1.「日経225」

12日(火)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,376.09(前日比 -157.23)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反落。前日の米国株式相場が過去最高値を更新した流れを引き継いで買い先行となったものの、次第に上値が重くなった。海外勢からの売りが観測された株価指数先物主導で現物株も下げに転じ、指数は一時400円近く下落する場面も見られた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆100億円。
夜間(くりっく株365)は、方向感の乏しい値動き。午前3時台にこの日の最安値39,063円を付けたが、取引終了にかけて15時台の水準まで値を戻し、39,311円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	39,376.09
前日比	-157.23
騰落率（％）	-0.40%
売買代金	5兆100億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

12日(火)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で43,910.98(前日比 -382.15)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。トランプ次期政権が掲げる規制緩和や減税への期待から、連日で史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが優勢となった。市場では「短期的な過熱感から主力株の一角に持ち高調整の売りが出た」との声が聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落。前日までに5日続伸し、史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	43,910.98
前日比	-382.15
騰落率（％）	-0.86%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	21,070.79
前日比	-35.80
騰落率（％）	-0.17%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

12日(火)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,025.77(前日比 -99.42)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反落。この日発表の英平均賃金の上昇率が予想を上回ると、英中銀（BOE）が利下げを進めにくくなるとの見方から株売りが優勢となった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,025.77
前日比	-99.42
騰落率（％）	-1.22%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

12日(火)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,033.64(前日比 -414.96)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は大幅に反落。独連立政権崩壊で景気への懸念が意識される中、11月独ZEW景況感指数が予想を下回ったことが相場の重しとなった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,033.64
前日比	-414.96
騰落率（％）	-2.13%

5.「COMEX 金」

12日(火)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,606.3(前日比 -11.4)ポイントとなった。
金先物相場は3日続落。米大統領選でのトランプ氏勝利により、市場では同氏が公約に掲げる減税や規制緩和への期待から株式などに資金が流入。米長期金利が上昇してドルが買われる中、ドル建てで取引される金に割高感が出たことも重しとなった。

COMEX 金
前日終値	2,606.3
前日比	-11.4
騰落率（％）	-0.44%

6.「NYMEX 原油」

12日(火)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている12月限の終値が68.12(前日比 +0.08)ポイントとなった。
原油先物相場は3日ぶりに反発。前日まで価格が下落しており、割安感から買いが入った。ただ、石油輸出国機構（OPEC）がこの日、月報で今年と来年の石油需要の見通しを引き下げたことから、買いの動きは限定的となった。