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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年11月14日(木)の市況

1.「日経225」

14日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,535.70(前日比 -185.96)円となった。
日経平均株価は3日続落。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことが好感され、株価指数先物主導で買いが先行すると、指数は一時360円超上昇した。もっとも、節目の3万9000円を上回る水準では戻り待ちの売りも観測され、その後はマイナス圏まで失速。後場は全般にさえない動きが続き、この日の安値で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆6100億円。
夜間(くりっく株365)は16時台より反発。15時台の水準から500円程上昇し、39,019円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	38,535.70
前日比	-185.96
騰落率（％）	-0.48%
売買代金	4兆6100億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

14日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で43,750.86(前日比 -207.33)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。パウエルFRB議長の講演を受けて、FRBによる利下げペースが想定よりも緩やかになるとの見方が強まると売りが優勢となった。週初に史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落。電気自動車（EV）のテスラが5％超下落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	43,750.86
前日比	-207.33
騰落率（％）	-0.47%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,896.67
前日比	-139.49
騰落率（％）	-0.66%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

14日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,071.19(前日比 +40.86)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続伸。足もとで相場下落が続いていただけに、自律反発狙いの買いが入った。英長期金利の低下も投資家心理の改善につながった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,071.19
前日比	+40.86
騰落率（％）	+0.51%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

14日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,263.70(前日比 +260.59)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。前日に9月25日以来の安値を付けたあとだけに、自律反発狙いの買いが入った。欧米の長期金利が低下したことも投資家心理を上向かせた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,263.70
前日比	+260.59
騰落率（％）	+1.37%

5.「COMEX 金」

14日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,572.9(前日比 -13.6)ポイントとなった。
金先物相場は5日続落。トランプ次期米大統領の政策によりインフレ再燃が懸念されたことを背景に、ドル高への警戒感が広がった。こうした中、ドル建てで取引される金の割高感が意識されて売りが優勢となった。