情報配信コンテンツ

本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年11月21日(木)の市況

1.「日経225」

21日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,026.17(前日比 -326.17)円となった。
日経平均株価は軟調。前日NY市場引け後に発表された半導体大手エヌビディアが決算を発表、好業績ながら同株が売られた。このことが影響して日経平均は半導体株が下げた影響を受けて、下げ幅が400円超となる場面が見られた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆7200億円。
夜間(くりっく株365)は18時台にこの日の最安値37,797円を付けるも、その後反発。一時600円程上昇し、38,316円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	38,026.17
前日比	-326.17
騰落率（％）	-0.85%
売買代金	3兆7200億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

21日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で43,870.35(前日比 +461.88)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。ウクライナとロシアの戦闘激化への警戒から売りが強まると指数は下げに転じる場面もあった。ただ、米経済の底堅さを背景に景気敏感株に買いが集まると上げに転じた。市場では「米半導体大手エヌビディアが前日発表した四半期決算の内容をこなしたあとは幅広い銘柄に買いが広がった」との声が聞かれ、指数は一時610ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	43,870.35
前日比	+461.88
騰落率（％）	+1.06%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,740.78
前日比	+73.68
騰落率（％）	+0.36%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

21日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,149.27(前日比 +64.20)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。前日までの続落を受けて自律反発狙いの買いが入ったものの、ウクライナとロシアの緊張の高まりが投資家心理の重しとなり上値は限定的となった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,149.27
前日比	+64.20
騰落率（％）	+0.79%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

21日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で19,146.17(前日比 +141.39)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は5日ぶりに反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。ただ、ウクライナとロシアの戦闘激化への警戒感が投資家心理の重しとなり、相場の上値を抑えた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	19,146.17
前日比	+141.39
騰落率（％）	+0.74%

5.「COMEX 金」

21日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている12月限の終値が2,674.9(前日比 +23.2)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に4日続伸。「ロシアがICBMを発射」とのニュースが流れ、リスク回避資産である金は買われた。2700ドル付近と、11日以来の高値圏で推移した。

COMEX 金
前日終値	2,674.9
前日比	+23.2
騰落率（％）	+0.87%

6.「NYMEX 原油」

21日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が70.10(前日比 +1.35)ポイントとなった。
原油先物相場は反発。「ロシアがICBMを発射」と報じられ、露・ウクライナ戦闘激化による地政学リスクの高まりが原油供給の流れを停滞させるとの懸念が押し上げ要因となった。