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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年12月4日(水)の市況

1.「日経225」

4日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,276.39(前日比 +27.53)円となった。
日経平均株価は小幅に3日続伸。半導体関連株に利益確定目的の売りが持ち込まれたほか、輸出関連株も下落し、指数の重しとなった。もっとも、日銀が12月の金融政策決定会合で政策を据え置く可能性が報じられると買い戻しが入った。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2900億円。
夜間(くりっく株365)は堅調に推移し、23時台にこの日の最高値39,829円を付けた。その後午前3時台に300円程下押すも、取引終了にかけてやや値を戻し、39,702円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	39,276.39
前日比	+27.53
騰落率（％）	+0.07%
売買代金	4兆2900億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

4日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で45,014.04(前日比 +308.51)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。昨日引け後の決算が好感されて顧客管理ソフト大手セールスフォースが11％超上昇し、指数を大きく押し上げた。弱い米経済指標が相次ぎ米利下げ観測が高まっていることも相場を後押しした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は4日続伸した。アルファベットやオラクルなどの上昇が目立ち、連日で史上最高値を更新した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	45,014.04
前日比	+308.51
騰落率（％）	+0.69%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	21,492.36
前日比	+263.04
騰落率（％）	+1.24%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

4日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,335.81(前日比 -23.60)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は6営業日ぶりに反落。足元で相場上昇が続いていただけに利益確定売りが散見されたほか、外国為替市場でのポンド高も上値を抑えた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,335.81
前日比	-23.60
騰落率（％）	-0.28%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

4日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で20,232.14(前日比 +215.39)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は5日続伸。市場では「節目の20000を明確に突破したことで投資家が一段と強気になっている」との指摘があるなか、この日も堅調に推移して史上最高値を更新した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	20,232.14
前日比	+215.39
騰落率（％）	+1.08%

5.「COMEX 金」

4日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が2,676.2(前日比 +8.3)ポイントとなった。
金先物相場は続伸。11月ADP全米雇用報告が市場予想に届かず、同月の米サービス部門PMI改定値やISM非製造業景況指数も予想より弱かった。さえない米経済指標を受けて、リスク回避資産とされる金は強含む展開となった。一巡後は利益確定売りに押されるも下げ幅は限られた。

COMEX 金
前日終値	2,676.2
前日比	+8.3
騰落率（％）	+0.31%

6.「NYMEX 原油」

4日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が68.54(前日比 -1.40)ポイントとなった。
原油先物相場は反落。この日に発表された米経済指標は市場予想を下回る結果が目立ち、今後のエネルギー需要の弱まりを懸念した売りが進んだ。時間外に70.50ドル前後まで上昇していたところから、68ドル半ばまで軟調に推移した。米エネルギー省（EIA）の週間在庫統計で原油は取り崩しだったものの、市場はガソリンや中間留分の積み増し拡大を気にしたもよう。