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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年12月5日(木)の市況
1.「日経225」
5日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,395.60(前日比 +119.21)円となった。
日経平均株価は4日続伸。昨日の米国株価指数が過去最高値を更新したことを受け、本日の東京市場でも買いが先行した。もっとも、その後は短期的な過熱感が意識されて利益確定目的の売りに押される展開に。中村日銀審議委員の発言を受けて、日銀の追加利上げ観測が高まったことも相場の重しとなった面がある。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2100億円。
夜間(くりっく株365)は23時台に39,700円まで上昇するも、その後15時台の水準まで下押し、39,417円で取引を終えた。
日経平均株価は4日続伸。昨日の米国株価指数が過去最高値を更新したことを受け、本日の東京市場でも買いが先行した。もっとも、その後は短期的な過熱感が意識されて利益確定目的の売りに押される展開に。中村日銀審議委員の発言を受けて、日銀の追加利上げ観測が高まったことも相場の重しとなった面がある。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2100億円。
夜間(くりっく株365)は23時台に39,700円まで上昇するも、その後15時台の水準まで下押し、39,417円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時30分) | |
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前日終値 | 39,395.60 |
前日比 | +119.21 |
騰落率(%) | +0.30% |
売買代金 | 4兆2100億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
5日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で44,765.71(前日比 -248.33)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。11月米雇用統計を6日に控えるなか、持ち高調整の売りが優勢となった。4日にCEOがNYマンハッタンで撃たれて死亡したユナイテッドヘルス・グループが5%の大幅安となり、指数を押し下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は5営業日ぶりに反落した。連日で史上最高値を更新していただけに目先の利益を確定する動きが出た。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。11月米雇用統計を6日に控えるなか、持ち高調整の売りが優勢となった。4日にCEOがNYマンハッタンで撃たれて死亡したユナイテッドヘルス・グループが5%の大幅安となり、指数を押し下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指は5営業日ぶりに反落した。連日で史上最高値を更新していただけに目先の利益を確定する動きが出た。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 44,765.71 |
前日比 | -248.33 |
騰落率(%) | -0.55% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 21,425.22 |
前日比 | -67.14 |
騰落率(%) | -0.31% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
5日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,349.38(前日比 +13.57)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。目先の手掛かり材料に乏しく、前日終値を挟んで方向感が出ず、値幅も30ポイント前後と狭かった。
ロンドン株式相場は反発。目先の手掛かり材料に乏しく、前日終値を挟んで方向感が出ず、値幅も30ポイント前後と狭かった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,349.38 |
前日比 | +13.57 |
騰落率(%) | +0.16% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
5日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で20,358.80(前日比 +126.66)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は6日続伸。引き続き独株に対して強気な見解を示す投資家からの買いが続き、史上最高値を更新した。
フランクフルト株式相場は6日続伸。引き続き独株に対して強気な見解を示す投資家からの買いが続き、史上最高値を更新した。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 20,358.80 |
前日比 | +126.66 |
騰落率(%) | +0.63% |
5.「COMEX 金」
5日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が2,648.4(前日比 -27.8)ポイントとなった。
金先物相場は3日ぶりに反落。前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想より悪かったものの、上値の伸びは限られた。翌日に11月米雇用統計を控えているため、一巡後は断続的に持ち高調整の売りが持ち込まれた。なおワールド・ゴールド・カウンシルによれば、「11月の現物金を裏付けとするETF」は世界全体で資金の流出が流入を上回った。月間の流出超は4月以来となる。
金先物相場は3日ぶりに反落。前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想より悪かったものの、上値の伸びは限られた。翌日に11月米雇用統計を控えているため、一巡後は断続的に持ち高調整の売りが持ち込まれた。なおワールド・ゴールド・カウンシルによれば、「11月の現物金を裏付けとするETF」は世界全体で資金の流出が流入を上回った。月間の流出超は4月以来となる。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 2,648.4 |
前日比 | -27.8 |
騰落率(%) | -1.04% |
6.「NYMEX 原油」
5日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が68.30(前日比 -0.24)ポイントとなった。
原油先物相場は小幅に続落。この日オンラインで開かれた石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合では、予想通りに減産期間の延長が決定された。8カ国による自主減産の縮小は従来予定から3カ月遅らせて来年4月から開始、協調減産の解除については1年延長した2026年末とした。会合結果を受け、時間外で売り先行の原油先物は反発するも69ドル前半で頭を抑えられた。上値の重さを確認すると、68ドル前半まで水準を切り下げて終えた。
原油先物相場は小幅に続落。この日オンラインで開かれた石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚級会合では、予想通りに減産期間の延長が決定された。8カ国による自主減産の縮小は従来予定から3カ月遅らせて来年4月から開始、協調減産の解除については1年延長した2026年末とした。会合結果を受け、時間外で売り先行の原油先物は反発するも69ドル前半で頭を抑えられた。上値の重さを確認すると、68ドル前半まで水準を切り下げて終えた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 68.30 |
前日比 | -0.24 |
騰落率(%) | -0.35% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 14:00 10月景気動向指数速報値
▼ 海外
- 16:00 10月独鉱工業生産
- 16:00 10月独貿易収支
- 19:00 7−9月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値
- 22:30 11月カナダ雇用統計
- 22:30 11月米雇用統計
- 23:15 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
- 24:00 12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
- 24:00 11月カナダIvey購買部協会景気指数
- 7日00:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
- 7日02:00 ハマック米クリーブランド連銀総裁、講演
- 7日03:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演
- 7日05:00 10月米消費者信用残高
更新 : 2024年12月6日(金)