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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年12月12日(木)の市況

1.「日経225」

12日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,849.14(前日比 +476.91)円となった。
日経平均株価は4日続伸。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株が相場を主導した。明日のSQを控えて短期勢の思惑的な買いも重なり、指数は700円超上昇する場面も見られ、約2カ月ぶりに一時4万円を回復した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4000億円。
夜間(くりっく株365)は下落基調となり、22時台に39,691円を付けた。その後は横ばいで推移し、39,741円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	39,849.14
前日比	+476.91
騰落率（％）	+1.21%
売買代金	4兆4000億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

12日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で43,914.12(前日比 -234.44)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続落。米長期金利が上昇したことで、このところ上昇が目立っていた高PER（株価収益率）のハイテク株に売りが出た。また、前日に急落したユナイテッドヘルス・グループはこの日も軟調に推移し、1銘柄でダウ平均を105ドル程度押し下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落。前日に初めて2万台に乗せ、史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	43,914.12
前日比	-234.44
騰落率（％）	-0.53%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	21,615.27
前日比	-148.71
騰落率（％）	-0.68%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

12日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,311.76(前日比 +10.14)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。前日の米株式市場でナスダック総合が史上最高値を更新するなど、米ハイテク株が上昇したことが好感されて英株にも買いが入った。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,311.76
前日比	+10.14
騰落率（％）	+0.12%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

12日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で20,426.27(前日比 +27.11)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は小幅続伸。前日の米ハイテク株の上昇を受けて買いが先行したものの、そのあとは狭いレンジでのもみ合いに終始した。なお、ECBはこの日の定例理事会で政策金利を0.25％引き下げることを決めたが、市場予想通りの結果となったため、相場の反応は限られた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	20,426.27
前日比	+27.11
騰落率（％）	+0.13%

5.「COMEX 金」

12日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が2,709.4(前日比 -47.3)ポイントとなった。
金先物相場は5日ぶりに反落。連日上昇を続けてきたこともあり、金先物は利食い売りが優勢になった。11月米PPIが市場予想を上回り、米10年債利回りが11月26日以来の高値を付けるなど米長期金利が上昇したことや、ドルが買われたことが金先物の抑えになった。

COMEX 金
前日終値	2,709.4
前日比	-47.3
騰落率（％）	-1.72%

6.「NYMEX 原油」

12日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が70.02(前日比 -0.27)ポイントとなった。
原油先物相場は4日ぶりに反落。昨日の石油輸出国機構（OPEC）月報で2024−25年の世界石油需要見通しが下方修正されたことに続き、国際エネルギー機関（IEA）月報でも、25年の石油供給が十分との見通しが示されたことが重しになり、4日ぶりに反落して引けた。