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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年1月10日(金)の市況

1.「日経225」

先週末10日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で39,190.40(前日比 -414.69)円となった。
日経平均株価は3日続落。小幅安で始まった後、決算を発表したファーストリテイリングが下げた影響を受け、下げ幅が一時440円近くに達する場面が見られた。12月米雇用統計を前に手仕舞い売りが出たことも重しとなったもよう。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2800億円。
夜間（くりっく株365）は下落してスタート。午後10時台に発表された米国の良好な雇用統計の結果を受けて下げ足を速め、午前1時台にはこの日の最安値38,712円まで下落。その後やや値を戻し、38,859円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	39,190.40
前日比	-414.69
騰落率（％）	-1.05%
売買代金	4兆2800億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

先週末10日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で41,938.45(前日比 -696.75)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。12月米雇用統計が予想を上回るとFRBによる利下げペースが鈍化するとの観測が改めて強まり、米長期金利が急上昇。株式の相対的な割高感が意識されて売りが膨らんだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落。米金利上昇で高PER（株価収益率）のハイテク株には売りが集まった。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	41,938.45
前日比	-696.75
騰落率（％）	-1.63%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,847.58
前日比	-333.38
騰落率（％）	-1.57%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

先週末10日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,248.49(前日比 -71.20)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たほか、米国株相場の下落につれた売りが出た。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,248.49
前日比	-71.20
騰落率（％）	-0.86%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

先週末10日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で20,214.79(前日比 -102.31)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日続落。12月米雇用統計の発表を前にしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、終盤弱含んだ。米国株相場の大幅下落を受けて独株にも売りが波及した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	20,214.79
前日比	-102.31
騰落率（％）	-0.50%

5.「COMEX 金」

先週末10日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が2,715.0(前日比 +24.2)ポイントとなった。
金先物相場は4日続伸。米国株が大きく下落したことで安全資産とされる金需要の高まりが意識された。

COMEX 金
前日終値	2,715.0
前日比	+24.2
騰落率（％）	+0.90%

6.「NYMEX 原油」

先週末10日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている2月限の終値が76.57(前日比 +2.65)ポイントとなった。
原油先物相場は続伸。米政府がロシア石油大手のガスプロムネフチとスルグトネフテガスを新たに経済制裁の対象としたと発表したことを受けてエネルギー供給混乱への警戒感から買いが優勢に。昨年10月上旬以来、約3カ月ぶりの高値を付けた。