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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2023年12月4日(月)の市況

1.「日経225」

4日（月）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で33,231.27(前日比 -200.24)円となった。
日経平均株価は続落。外国為替市場での円高進行を背景に輸出関連株に売りが集まった。トヨタやデンソー、ホンダなどの売りが目立ち、指数は一時400円超安まで下落した。一方、円高が一服すると次第に下げ幅を縮めた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3200億円。
夜間（くりっく株365）も下落の勢いが続き、午前0時台にこの日の最安値32,914円を付け、33,058円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	33,231.27
前日比	-200.24
騰落率（％）	-0.60%
売買代金	3兆3200億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

4日（月）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で36,204.44(前日比 -41.06)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。前週末に年初来の高値を更新した後とあって、利益確定目的の売りが先行した。一時は210ドル超安まで下押す場面も見られたが、根強い米利下げ期待を背景にした押し目買いも入ったことから徐々に下げ幅を縮小。引けにかけて前週末の終値手前まで買い戻しが入った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	36,204.44
前日比	-41.06
騰落率（％）	-0.11%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	15,839.67
前日比	-157.91
騰落率（％）	-0.99%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

4日（月）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,512.96(前日比 -16.39)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反落。前週末の上昇を支えた素材株が売りに押され、指数を押し下げた。また、エネルギー株も軟調に推移した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	7,512.96
前日比	-16.39
騰落率（％）	-0.22%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

4日（月）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で16,404.76(前日比 +7.24)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は小幅に5日続伸し、7月31日以来の高値となった。前週末終値を挟んだ方向感の乏しい動きとなった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	16,404.76
前日比	+7.24
騰落率（％）	+0.04%

5.「COMEX 金」

4日（月）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が2042.2ドル(前日比 -47.5）となった。
金先物相場は大幅反落。米国の利下げ期待を背景に時間外取引では急伸するも、その後は米10年債利回りの上昇が重しとなり、利益確定売りに押されて反落した。

COMEX 金
前日終値	2042.2
前日比	-47.5
騰落率（％）	-2.27%

6.「NYMEX 原油」

4日（月）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている1月限の終値が73.04ドル(前日比 -1.03）となった。
原油先物相場は3日続落。需要減退懸念を背景として軟調に推移した。なお、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は「石油輸出国機構（OPEC）加盟国と非OPEC主要参加国による枠組みであるOPECプラスの減産について、必要な場合は2024年3月以降も継続できる」と発言している。