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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年1月16日(火)の市況

1.「日経225」

16日（火）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で35,619.18(前日比 -282.61)円となった。
日経平均株価は7営業日ぶりに反落。連日の上昇を受けて高値警戒感から利益確定売りが持ち込まれた。下げ幅は一時300円を超える場面があった。一巡後は押し目買いが入る場面もあったが、戻りは鈍かった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9400億円。
夜間（くりっく株365）は17時台にこの日の最安値35,574円を付けるも、その後上昇。午前1時台には36,026円まで値を上げ、35,878円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	35,619.18
前日比	-282.61
騰落率（％）	-0.79%
売買代金	3兆9400億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

16日（火）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で37,361.12(前日比 -231.86)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。中国で「iPhone15」などを値下げすると伝わったアップルが下げたほか、破損事故受けて「737MAX」の品質検査をさらに強化すると伝わったボーイングが売られ、相場の重しとなった。ウォラー米連邦準備理事会（FRB）理事の発言を受けて、米長期金利が上昇すると一時390ドル超下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7日ぶりに反落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	37,361.12
前日比	-231.86
騰落率（％）	-0.62%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	16,830.71
前日比	-2.21
騰落率（％）	-0.01%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

16日（火）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,558.34(前日比 -36.57)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続落。欧州各国の株式相場の下落を受けて英株にも売りが波及した。米国株相場の下落も相場の重しとなった。医薬品株が売られたほか、不動産株が値下がりした。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	7,558.34
前日比	-36.57
騰落率（％）	-0.48%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

16日（火）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で16,571.68(前日比 -50.54)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。ECB高官から早期利下げに慎重な発言が相次ぐ中、株売りが優勢となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	16,571.68
前日比	-50.54
騰落率（％）	-0.30%

5.「COMEX 金」

16日（火）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている2月限の終値が2030.2ドル(前日比 -21.4）となった。
金先物相場は反落。欧米の金融政策当局者から早期利下げ観測をけん制する発言が相次いだことを受け、欧米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の投資妙味が弱まった。

COMEX 金
前日終値	2030.2
前日比	-21.4
騰落率（％）	-1.04%

6.「NYMEX 原油」

16日（火）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている2月限の終値が72.40ドル(前日比 -0.28）となった。
原油先物相場は3日ぶりに反落。対ユーロなどでドル高が進み、ドル建てで取引される原油の割高感が意識された。一方で中東の地政学リスクの高まりを手掛かりにした買いも入ったため、下値も限られた。