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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年3月12日(水)の市況
1.「日経225」
12日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,819.09(前日比 +25.98)円となった。
日経平均株価は反発。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを手掛かりに、海外勢からの買いが観測された株価指数先物主導で底堅く推移した。ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの後退も相場を下支えしたが、景気の先行き不安などが上値を抑えたことで買いの勢いも強まることはなかった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4600億円。
夜間(くりっく株365)も上昇の勢いは続き、午前3時台にはこの日の最高値37,278円をつけ、37156円で取引を終了した。
日経平均株価は反発。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを手掛かりに、海外勢からの買いが観測された株価指数先物主導で底堅く推移した。ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの後退も相場を下支えしたが、景気の先行き不安などが上値を抑えたことで買いの勢いも強まることはなかった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4600億円。
夜間(くりっく株365)も上昇の勢いは続き、午前3時台にはこの日の最高値37,278円をつけ、37156円で取引を終了した。
東証プライム(9時~15時30分) | |
---|---|
前日終値 | 36,819.09 |
前日比 | +25.98 |
騰落率(%) | +0.07% |
売買代金 | 4兆4600億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
12日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で41,350.93(前日比 -82.55)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。2月米CPIが予想を下回ったことが好感されて買いが先行すると、一時280ドル超上昇した。 ただ、買いの勢いは長続きせず、すぐに失速した。鉄鋼・アルミニウム関連の輸入品に課す25%の追加関税を発動したトランプ米政権に対抗し、EUとカナダは対米報復関税を発表。世界的な貿易戦争が一段と激化するとの懸念から売りが広がった。指数は一時420ドル超下げる場面があった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。短期的に売られすぎとの見方から、足もとで下げが目立った銘柄中心に買いが入った。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。2月米CPIが予想を下回ったことが好感されて買いが先行すると、一時280ドル超上昇した。 ただ、買いの勢いは長続きせず、すぐに失速した。鉄鋼・アルミニウム関連の輸入品に課す25%の追加関税を発動したトランプ米政権に対抗し、EUとカナダは対米報復関税を発表。世界的な貿易戦争が一段と激化するとの懸念から売りが広がった。指数は一時420ドル超下げる場面があった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。短期的に売られすぎとの見方から、足もとで下げが目立った銘柄中心に買いが入った。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 41,350.93 |
前日比 | -82.55 |
騰落率(%) | -0.20% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,596.02 |
前日比 | +219.06 |
騰落率(%) | +1.13% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
12日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,540.97(前日比 +44.98)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は7日ぶりに反発。ウクライナが米国の示した停戦案を受け入れたことをきっかけに、地政学リスクへの懸念が後退し買いが入った。足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
ロンドン株式相場は7日ぶりに反発。ウクライナが米国の示した停戦案を受け入れたことをきっかけに、地政学リスクへの懸念が後退し買いが入った。足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,540.97 |
前日比 | +44.98 |
騰落率(%) | +0.53% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
12日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で22,676.41(前日比 +347.64)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。米国が提案した30日間の停戦案をウクライナが受け入れると、ウクライナ情勢を巡る懸念が和らいだ。前日までに3日続落した反動で短期的な戻りを期待した買いも入った。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。米国が提案した30日間の停戦案をウクライナが受け入れると、ウクライナ情勢を巡る懸念が和らいだ。前日までに3日続落した反動で短期的な戻りを期待した買いも入った。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 22,676.41 |
前日比 | +347.64 |
騰落率(%) | +1.56% |
5.「COMEX 金」
12日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2,946.8(前日比 +25.9)ポイントとなった。
金先物相場は続伸。米長期金利の上昇を受けた下落も限られ、底堅いまま一時2948ドル台まで上昇。米国とカナダやEUは報復関税合戦の様相を呈し、世界経済の先行き不安が高まるなかで安全資産とされる金の需要が高まった。
金先物相場は続伸。米長期金利の上昇を受けた下落も限られ、底堅いまま一時2948ドル台まで上昇。米国とカナダやEUは報復関税合戦の様相を呈し、世界経済の先行き不安が高まるなかで安全資産とされる金の需要が高まった。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 2,946.8 |
前日比 | +25.9 |
騰落率(%) | +0.89% |
6.「NYMEX 原油」
12日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が67.68(前日比 +1.43)ポイントとなった。
原油先物相場は大幅に続伸。リスクセンチメントの改善を支えに時間外から買いが優勢に。この日発表された米エネルギー省(EIA)の週間在庫統計では、原油の積み増し幅が一部予想を下回った。一方でガソリンは大幅取り崩しとなり、需給緩和への懸念後退から67ドル後半まで上値を伸ばした。
原油先物相場は大幅に続伸。リスクセンチメントの改善を支えに時間外から買いが優勢に。この日発表された米エネルギー省(EIA)の週間在庫統計では、原油の積み増し幅が一部予想を下回った。一方でガソリンは大幅取り崩しとなり、需給緩和への懸念後退から67ドル後半まで上値を伸ばした。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 67.68 |
前日比 | +1.43 |
騰落率(%) | +2.16% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 16:30 2月スイス生産者輸入価格
- 18:15 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
- 19:00 1月ユーロ圏鉱工業生産
- 21:30 1月カナダ住宅建設許可件数
- 21:30 2月米卸売物価指数(PPI)
- 食品とエネルギーを除くコア指数
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 14日02:00 米財務省、30年債入札
- 14日02:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、講演
- トランプ米大統領と北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長が会談(ワシントン)
- 特になし
- 16:30 2月スイス生産者輸入価格
- 18:15 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
- 19:00 1月ユーロ圏鉱工業生産
- 21:30 1月カナダ住宅建設許可件数
- 21:30 2月米卸売物価指数(PPI)
- 食品とエネルギーを除くコア指数
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 14日02:00 米財務省、30年債入札
- 14日02:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、講演
- トランプ米大統領と北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長が会談(ワシントン)
更新 : 2025年3月13日(木)
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