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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年3月13日(木)の市況
1.「日経225」
13日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,790.03(前日比 -29.06)円となった。
日経平均株価は反落。昨日の米国株式市場でハイテク株高が進んだことが手掛かりとなり、本日の東京市場でも半導体関連株を中心に買いが入った。指数は一時500円超高まで上昇する場面もあったが、買い一巡後は伸び悩む展開に。植田日銀総裁の発言で利上げ継続が意識されると、外国為替市場で円高が進んだことに歩調を合わせて売りに押され、指数も下げに転じた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4100億円。
夜間(くりっく株365)は19時台にかけて緩やかに上昇するもその後下落。午前2時台にはこの日の最安値36,634円をつけ、36,772円で取引を終えた。
日経平均株価は反落。昨日の米国株式市場でハイテク株高が進んだことが手掛かりとなり、本日の東京市場でも半導体関連株を中心に買いが入った。指数は一時500円超高まで上昇する場面もあったが、買い一巡後は伸び悩む展開に。植田日銀総裁の発言で利上げ継続が意識されると、外国為替市場で円高が進んだことに歩調を合わせて売りに押され、指数も下げに転じた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4100億円。
夜間(くりっく株365)は19時台にかけて緩やかに上昇するもその後下落。午前2時台にはこの日の最安値36,634円をつけ、36,772円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時30分) | |
---|---|
前日終値 | 36,790.03 |
前日比 | -29.06 |
騰落率(%) | -0.08% |
売買代金 | 4兆4100億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
13日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,813.57(前日比 -537.36)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し昨年9月10日以来約半年ぶりの安値となった。トランプ米政権の関税政策を背景に激化する通商摩擦が景気の悪化を招くとの懸念からリスク回避の売りが優勢となった。ウクライナ情勢の不透明感も投資家心理を圧迫し、ダウ平均は一時680ドル超下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅反落し、昨年9月10日以来約半年ぶりの安値で取引を終えた。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し昨年9月10日以来約半年ぶりの安値となった。トランプ米政権の関税政策を背景に激化する通商摩擦が景気の悪化を招くとの懸念からリスク回避の売りが優勢となった。ウクライナ情勢の不透明感も投資家心理を圧迫し、ダウ平均は一時680ドル超下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅反落し、昨年9月10日以来約半年ぶりの安値で取引を終えた。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 40,813.57 |
前日比 | -537.36 |
騰落率(%) | -1.30% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,225.48 |
前日比 | -370.54 |
騰落率(%) | -1.89% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
13日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,542.56(前日比 +1.59)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。米関税政策による世界景気への懸念が根強く、英株にも売りが出た。半面、足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いも入りやすく、相場は前日終値を挟んだもみ合いに終始した。
ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。米関税政策による世界景気への懸念が根強く、英株にも売りが出た。半面、足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いも入りやすく、相場は前日終値を挟んだもみ合いに終始した。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,542.56 |
前日比 | +1.59 |
騰落率(%) | +0.02% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
13日(木)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で22,567.14(前日比 -109.27)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反落。欧米の貿易摩擦が激化するとの懸念から売りが優勢となった。
フランクフルト株式相場は反落。欧米の貿易摩擦が激化するとの懸念から売りが優勢となった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 22,567.14 |
前日比 | -109.27 |
騰落率(%) | -0.48% |
5.「COMEX 金」
13日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2,991.3(前日比 +44.5)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に3日続伸し、中心限月の清算値ベースで史上最高値を更新。EUが、ウィスキーを含む米国製品に来月から追加関税を課すと発表。これを受けてトランプ米大統領は、EUから輸入するワインなどの酒類に200%の関税を課す考えを示した。これにくわえて、ウクライナ停戦案に対する後ろ向きの考えがロシアから伝わった。貿易摩擦の激化と地政学リスクへの懸念から、安全資産とされる金に資金が向かった。一時3000ドルに迫る場面もあった。
金先物相場は大幅に3日続伸し、中心限月の清算値ベースで史上最高値を更新。EUが、ウィスキーを含む米国製品に来月から追加関税を課すと発表。これを受けてトランプ米大統領は、EUから輸入するワインなどの酒類に200%の関税を課す考えを示した。これにくわえて、ウクライナ停戦案に対する後ろ向きの考えがロシアから伝わった。貿易摩擦の激化と地政学リスクへの懸念から、安全資産とされる金に資金が向かった。一時3000ドルに迫る場面もあった。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 2,991.3 |
前日比 | +44.5 |
騰落率(%) | +1.51% |
6.「NYMEX 原油」
13日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が66.55(前日比 -1.13)ポイントとなった。
原油先物相場は反落。時間外で上昇したものの、NY勢の本格参入後から上値の重い展開が続いた。米とEUが貿易戦争の様相を呈し始め、経済への悪影響を懸念した売りが強まった。国際エネルギー機関(IEA)の月報で示された「今年の国際石油市場では供給が需要を上回る」との見通しも、相場の重しとなった。
原油先物相場は反落。時間外で上昇したものの、NY勢の本格参入後から上値の重い展開が続いた。米とEUが貿易戦争の様相を呈し始め、経済への悪影響を懸念した売りが強まった。国際エネルギー機関(IEA)の月報で示された「今年の国際石油市場では供給が需要を上回る」との見通しも、相場の重しとなった。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 66.55 |
前日比 | -1.13 |
騰落率(%) | -1.67% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 春闘、第1回回答集計結果(連合)
▼ 海外
- 16:00 2月独消費者物価指数(CPI)改定値
- 16:00 2月独卸売物価指数(WPI)
- 16:00 1月英国内総生産(GDP)
- 16:00 1月英鉱工業生産
- 16:00 1月英製造業生産高
- 21:30 1月カナダ製造業出荷
- 21:30 1月カナダ卸売売上高
- 22:15 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 23:00 3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
- マーク・カーニー氏、カナダ首相に就任
- インド(水掛け祭)、休場
- 春闘、第1回回答集計結果(連合)
- 16:00 2月独消費者物価指数(CPI)改定値
- 16:00 2月独卸売物価指数(WPI)
- 16:00 1月英国内総生産(GDP)
- 16:00 1月英鉱工業生産
- 16:00 1月英製造業生産高
- 21:30 1月カナダ製造業出荷
- 21:30 1月カナダ卸売売上高
- 22:15 チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
- 23:00 3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
- マーク・カーニー氏、カナダ首相に就任
- インド(水掛け祭)、休場
更新 : 2025年3月14日(金)
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