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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年3月19日(水)の市況

1.「日経225」

19日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で37,751.88(前日比 -93.54)円となった。
日経平均株価は4営業日ぶりに小反落。昨日と同じく海外投資家からの買いが株価指数先物に入り、指数は一時280円超上昇する場面があった。もっとも、その後は前日終値を挟んだ水準まで押し戻されて、次第に方向感が乏しくなった。この後の日銀総裁会見や今晩の米連邦公開市場委員会（FOMC）、明日の祝日休場など控えて全般に様子見ムードが広がった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3800億円。
夜間（くりっく株365）は軟調な展開でスタート。16時台にはこの日の最安値37,630円をつけるも、その後は切り返し37,943円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	37,751.88
前日比	-93.54
騰落率（％）	-0.25%
売買代金	4兆3800億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

19日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で41,964.63(前日比 +383.32)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。FOMC金利見通しで、年内の利下げ回数が2回と前回の想定が維持されたことが好感された。米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れたことも相場の支援材料となり、指数は一時600ドル近く上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	41,964.63
前日比	+383.32
騰落率（％）	+0.92%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	19,736.66
前日比	+253.30
騰落率（％）	+1.30%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

19日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,706.66(前日比 +1.43)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら6日続伸。足もとで相場上昇が続いたあとだけに、短期的な過熱感から利益確定売りが先行した。ただ、引けにかけては買い戻しが優勢となり、上げに転じた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,706.66
前日比	+1.43
騰落率（％）	+0.02%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

19日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,288.06(前日比 -92.64)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は4日ぶりに反落。トルコでの政治リスクを警戒してトルコ株式相場が急落すると独株にも売りが波及した。ただ、下値では押し目買いが入ったため、引けにかけては下げ渋った。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,288.06
前日比	-92.64
騰落率（％）	-0.40%

5.「COMEX 金」

19日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が3,041.2(前日比 +0.4)ポイントとなった。
金先物相場はほぼ横ばい。FOMCを見極めようと積極的な取引は手控えられた。最高値更新の動きが続いていることもあり、イベントを前に持ち高調整の売りも入ったが、トランプ関税や地政学リスク懸念を背景に下値は堅く、中心限月の清算値ベースでわずかながら5営業日連続の史上最高値を更新した。

COMEX 金
前日終値	3,041.2
前日比	+0.4
騰落率（％）	+0.01%

6.「NYMEX 原油」

19日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている4月限の終値が67.16(前日比 +0.26)ポイントとなった。
原油先物相場は反発。米エネルギー情報局（EIA）の在庫統計はまちまちの結果となったが、結果発表後に買いで反応した。ただ、ウクライナがエネルギー施設への攻撃を停止するという提案を承認したことや、FRBが今年のGDP予想を大きく下方修正したことが重しとなり、上値は限られた。