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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年4月2日(水)の市況

1.「日経225」

2日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で35,725.87(前日比 +101.39)円となった。
日経平均株価は続伸。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入った。一方で、銀行株などは軟調に推移したため下げに転じる場面も見られるなど上値は限られた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆0300億円。
夜間（くりっく株365）は緩やかに下落し、21時台に最安値35,355円をつけるも、その後反発し上昇。午前2時台には最高値36,122円をつけ、36,022円でこの日の取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	35,725.87
前日比	+101.39
騰落率（％）	+0.28%
売買代金	4兆0300億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

2日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,225.32(前日比 +235.36)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米相互関税の詳細発表を前に売りが先行すると一時360ドル超下落したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。「トランプ米大統領は側近に対し、イーロン・マスク氏が数週間以内に米政府効率化省（DOGE）の政府特別職員を退任すると話した」との報道を受けて、DOGEを巡る混乱への懸念が後退。投資家心理が改善し株買いを誘った。指数は一時390ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、同151.16ポイント高の17601.05で取引を終えた。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,225.32
前日比	+235.36
騰落率（％）	+0.56%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	19,581.78
前日比	+145.36
騰落率（％）	+0.75%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

2日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,608.48(前日比 -26.32)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反落。トランプ米政権の相互関税が世界経済を下押しするとの懸念から売りが優勢となった。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,608.48
前日比	-26.32
騰落率（％）	-0.30%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

2日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で22,390.84(前日比 -149.14)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反落。トランプ米大統領が発表予定の「相互関税」が世界経済を下押しするとの懸念から売りが優勢となった。ただ、重要イベントを前に様子見ムードも強く、引けにかけては下げ幅を縮めた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	22,390.84
前日比	-149.14
騰落率（％）	-0.66%

5.「COMEX 金」

2日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,166.2(前日比 +20.2)ポイントとなった。
金先物相場は反発し、史上最高値を更新した。米国の相互関税の発表を控えて様子見ムードが広がったが、次第に安全資産としての金需要を意識した買いが強まった。

COMEX 金
前日終値	3,166.2
前日比	+20.2
騰落率（％）	+0.64%

6.「NYMEX 原油」

2日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が71.71(前日比 +0.51)ポイントとなった。
原油先物相場は反発。米関税政策による景気減速が石油需要減退を招くとの思惑から売りに押される場面があったものの、その後は徐々に下げ幅を縮小。安く始まった米国株式相場が持ち直すと、つれて71ドル台後半まで買い戻された。