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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年4月11日(金)の市況
1.「日経225」
先週末11日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で33,585.58(前日比 -1,023.42)円となった。
日経平均株価は大幅反落。米中間の貿易摩擦激化への懸念から前日の米国株式相場が大幅に下落し、この日の東京市場でもリスク回避目的の売りが先行した。外国為替市場で円高が進行していることも相場の重し。株価指数先物主導で下げ幅を拡大し、指数は一時2000円近く下げる場面も見られた。もっとも、引けにかけては週末を前に買い戻しなども入ったことから下げ渋った。
東証プライムの売買代金は概算で5兆4400億円。
夜間(くりっく株365)は底堅い値動きとなった。17時台にこの日の最安値32,714円をつけるも、その後は切り返し、この日の最高値に近い33,676円で取引を終了した。
日経平均株価は大幅反落。米中間の貿易摩擦激化への懸念から前日の米国株式相場が大幅に下落し、この日の東京市場でもリスク回避目的の売りが先行した。外国為替市場で円高が進行していることも相場の重し。株価指数先物主導で下げ幅を拡大し、指数は一時2000円近く下げる場面も見られた。もっとも、引けにかけては週末を前に買い戻しなども入ったことから下げ渋った。
東証プライムの売買代金は概算で5兆4400億円。
夜間(くりっく株365)は底堅い値動きとなった。17時台にこの日の最安値32,714円をつけるも、その後は切り返し、この日の最高値に近い33,676円で取引を終了した。
東証プライム(9時~15時30分) | |
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前日終値 | 33,585.58 |
前日比 | -1,023.42 |
騰落率(%) | -2.96% |
売買代金 | 5兆4400億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末11日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,212.71(前日比 +619.05)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米中貿易戦争激化への警戒から売りが先行すると一時330ドル超下落したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。レビット米ホワイトハウス報道官が関税措置を巡り「トランプ米大統領は中国との取り引きに前向きな姿勢を示している」と強調したほか、コリンズ米ボストン連銀総裁が「FRBは金融市場の安定化を支援する準備は万全だ」と発言したことが好感された。指数は一時810ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米中貿易戦争激化への警戒から売りが先行すると一時330ドル超下落したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。レビット米ホワイトハウス報道官が関税措置を巡り「トランプ米大統領は中国との取り引きに前向きな姿勢を示している」と強調したほか、コリンズ米ボストン連銀総裁が「FRBは金融市場の安定化を支援する準備は万全だ」と発言したことが好感された。指数は一時810ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 40,212.71 |
前日比 | +619.05 |
騰落率(%) | +1.56% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 18,690.05 |
前日比 | +346.48 |
騰落率(%) | +1.89% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末11日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,964.18(前日比 +50.93)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続伸。貿易摩擦の激化で世界景気が下振れするとの警戒感は根強いものの、2月英国内総生産(GDP)や2月英鉱工業生産が予想より強い内容だったことが好感されると株買いが優勢となった。
ロンドン株式相場は続伸。貿易摩擦の激化で世界景気が下振れするとの警戒感は根強いものの、2月英国内総生産(GDP)や2月英鉱工業生産が予想より強い内容だったことが好感されると株買いが優勢となった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 7,964.18 |
前日比 | +50.93 |
騰落率(%) | +0.64% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末11日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で20,374.10(前日比 -188.63)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反落。中国が米国からの輸入品に対する追加関税を84%から125%に引き上げると発表すると売りが強まる場面があった。ただ、引けにかけては値ごろ感からの買いが入り下げ渋った。
フランクフルト株式相場は反落。中国が米国からの輸入品に対する追加関税を84%から125%に引き上げると発表すると売りが強まる場面があった。ただ、引けにかけては値ごろ感からの買いが入り下げ渋った。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 20,374.10 |
前日比 | -188.63 |
騰落率(%) | -0.92% |
5.「COMEX 金」
先週末11日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,244.6(前日比 +67.1)ポイントとなった。
金先物相場は4日続伸。中心限月の清算値ベースでは、前日に続き過去最高値を更新した。米中の貿易戦争の激化懸念や世界的な景気減速懸念を背景に、相対的に安全資産とされる金が買われた。ドル安が進んだことにより、ドル建てで取引される金の割安感に着目した買いも出たもよう。
金先物相場は4日続伸。中心限月の清算値ベースでは、前日に続き過去最高値を更新した。米中の貿易戦争の激化懸念や世界的な景気減速懸念を背景に、相対的に安全資産とされる金が買われた。ドル安が進んだことにより、ドル建てで取引される金の割安感に着目した買いも出たもよう。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 3,244.6 |
前日比 | +67.1 |
騰落率(%) | +2.11% |
6.「NYMEX 原油」
先週末11日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が61.50(前日比 +1.43)ポイントとなった。
原油先物相場は反発。米中の貿易戦争激化による世界景気の減速が懸念され、原油需要が減少するとの見方が重しとなって序盤は軟調に推移していたが、その後は米株が上昇する中でリスク資産とされる原油に買いが入った。
原油先物相場は反発。米中の貿易戦争激化による世界景気の減速が懸念され、原油需要が減少するとの見方が重しとなって序盤は軟調に推移していたが、その後は米株が上昇する中でリスク資産とされる原油に買いが入った。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 61.50 |
前日比 | +1.43 |
騰落率(%) | +2.38% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 13:30 2月鉱工業生産確報
- 13:30 2月設備稼働率
▼ 海外
- 15:30 3月スイス生産者輸入価格
- 21:30 2月カナダ卸売売上高
- 15日02:00 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
- 13:30 2月鉱工業生産確報
- 13:30 2月設備稼働率
- 15:30 3月スイス生産者輸入価格
- 21:30 2月カナダ卸売売上高
- 15日02:00 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
更新 : 2025年4月14日(月)
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