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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年4月16日(水)の市況

1.「日経225」

16日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で33,920.40(前日比 -347.14)円となった。
日経平均株価は反落。前日の米株安を受けて小幅安でスタート後、プラス圏を回復するも買いの勢いは続かず。エヌビディアの時間外の大幅下落を嫌気して半導体株が売りに押されたことが重しとなった。午後に発表されたASMLの決算を受け、市場の減速が意識されて半導体株が一段と売られる中、下げ幅は一時600円超に達した。
東証プライムの売買代金は概算で3兆8300億円。
夜間（くりっく株365）は17時台に上昇し、最高値34367円をつける。その後、午前2時台に下落。午前4時台に最安値33,612円をつけ、33,860円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	33,920.40
前日比	-347.14
騰落率（％）	-1.01%
売買代金	3兆8300億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

16日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で39,669.39(前日比 -699.57)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。対中輸出規制に関連して55億ドルの特別損失計上を発表したエヌビディアが急落すると、投資家心理が悪化し半導体株中心に売りが先行。パウエルFRB議長が講演で早期利下げに慎重な見方を示すと、売りの勢いが強まり一時970ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	39,669.39
前日比	-699.57
騰落率（％）	-1.73%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	18,257.64
前日比	-572.59
騰落率（％）	-3.04%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

16日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,275.60(前日比 +26.48)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は5日続伸。反落して始まったものの、「中国はトランプ米政権が敬意を示し担当者を指名するのであれば、交渉に応じる用意がある」と伝わると、米中貿易戦争激化への懸念が和らぎ買い戻しが優勢となり引けにかけて上げに転じた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,275.60
前日比	+26.48
騰落率（％）	+0.32%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

16日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で21,311.02(前日比 +57.32)ポイントとなった。
・フランクフルト株式相場は3日続伸。予想を下回る決算を発表したオランダの半導体製造装置ASMLホールディングが急落すると、半導体関連株に売りが出て反落して始まった。ただ、米中貿易戦争の激化への過度な警戒感が和らぐと徐々に買い戻しが優勢となり、終盤持ち直した。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	21,311.02
前日比	+57.32
騰落率（％）	+0.27%

5.「COMEX 金」

16日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,346.4(前日比 +106.0)ポイントとなった。
金先物相場は大幅続伸。3営業日ぶりに史上最高値を更新。米関税政策を巡る先行き不透明感が高まり、安全資産とされる金の需要が急速に高まった。

COMEX 金
前日終値	3,346.4
前日比	+106.0
騰落率（％）	+3.27%

6.「NYMEX 原油」

16日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている5月限の終値が62.47(前日比 +1.14)ポイントとなった。
原油先物相場は反発。米財務省が中国発のイラン産石油輸入業者を標的にした新たな制裁を発表したことを受けて供給懸念が意識され買いが優勢となった。なお、米エネルギー情報局（EIA）が発表した週間在庫統計は強弱まちまちの結果となった。