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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年5月1日(木)の市況

1.「日経225」

1日(木)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,452.30(前日比 +406.92)円となった。
日経平均株価は6日続伸。前日のダウ平均とS&P500の上昇を好感した買いが先行した。日銀がこの日公表した展望レポートで経済・物価見通しを引き下げたため、追加利上げが遠のいたとの思惑が広がったことも相場を下支え。指数は500円近く上昇する場面もあった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆6000億円。
夜間（くりっく株365）も上昇の勢いは続き、午前0時台にこの日の最高値37,079円をつけ、36,871円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	36,452.30
前日比	+406.92
騰落率（％）	+1.13%
売買代金	4兆6000億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

1日(木)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で40,752.96(前日比 +83.60)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は8日続伸。四半期決算の内容が好感されたマイクロソフトやメタ・プラットフォームズなどが買われ、相場の押し上げ要因となった。4月米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことも投資家心理の改善につながり、株買いを促した。指数は一時430ドル超上昇する場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	40,752.96
前日比	+83.60
騰落率（％）	+0.21%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	19,786.71
前日比	+215.69
騰落率（％）	+1.10%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

1日(木)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,496.80(前日比 +1.95)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら14日続伸。ロールス・ロイス・ホールディングスなど好業績を発表した銘柄を中心に買いが入った。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,496.80
前日比	+1.95
騰落率（％）	+0.02%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

1日(木)のフランクフルト株式市場は、レーバーデーのため休場。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	-
前日比	-
騰落率（％）	-

5.「COMEX 金」

1日(木)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,222.2(前日比 -96.9)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に3日続落。トランプ関税を巡る米中協議が本格化するとの期待感、また米・ウクライナが鉱物資源協定に署名したことはロシアに対して一定の抑止力になるとの思惑、米ハイテク企業の好調な決算などリスク志向に繋がる材料は多かった。為替でドル高が進んだ影響もドル建て金の重しとなり、下げ幅は一時110ドル近くまで広がった。

COMEX 金
前日終値	3,222.2
前日比	-96.9
騰落率（％）	-2.92%

6.「NYMEX 原油」

1日(木)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が59.24(前日比 +1.03)ポイントとなった。
原油先物相場は4日ぶりに反発。昨日の「サウジアラビアは追加減産に否定的」という報道が時間外でも重しとなり、ロングの投げを巻き込みながら一時56ドル台で大きく下値を広げた。もっとも、ニューヨーク勢の本格参入後からは買い戻しが優勢に。足もとで下落が続いた反動や金融市場全般のリスクオン、またトランプ米大統領がイラン産石油の購入者に二次的な制裁を課す考えを示したことなどが相場を押し上げた。