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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年5月7日(水)の市況
1.「日経225」
7日(水)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,779.66(前日比 -51.03)円となった。
日経平均株価は8営業日ぶりに小反落。前日の米国株式相場が下落した影響を受けたほか、連休中の外国為替市場が円高方向に振れたことで輸出関連株に買いが入りづらかったことも相場を重くした。一方で、米中貿易摩擦の緩和期待が投資家心理の改善に寄与。結果的に指数は前週末終値を挟んだ水準で方向感が出にくかった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9100億円。
夜間(くりっく株365)は23時台まで緩やかに下落するも反発し上昇。米政策金利発表時刻の午前3時には一時的に下落し、この日の最安値36,614円をつけるもすぐに切り替えし、午前4時台に最高値37,093円をつけ、36,977円で取引を終えた。
日経平均株価は8営業日ぶりに小反落。前日の米国株式相場が下落した影響を受けたほか、連休中の外国為替市場が円高方向に振れたことで輸出関連株に買いが入りづらかったことも相場を重くした。一方で、米中貿易摩擦の緩和期待が投資家心理の改善に寄与。結果的に指数は前週末終値を挟んだ水準で方向感が出にくかった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆9100億円。
夜間(くりっく株365)は23時台まで緩やかに下落するも反発し上昇。米政策金利発表時刻の午前3時には一時的に下落し、この日の最安値36,614円をつけるもすぐに切り替えし、午前4時台に最高値37,093円をつけ、36,977円で取引を終えた。
東証プライム(9時~15時30分) | |
---|---|
前日終値 | 36,779.66 |
前日比 | -51.03 |
騰落率(%) | -0.14% |
売買代金 | 4兆9100億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
7日(水)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で41,113.97(前日比 +284.97)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。米中関税交渉が進展するとの期待が高まる中、買いが先行。「トランプ米大統領は中国を交渉の場に引き出すための関税引き下げに消極的」と伝わると伸び悩む場面もあったが、終盤持ち直した。FOMCを無難に通過したことで、買い安心感が広がった面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発。「トランプ米大統領はバイデン政権時代のAI半導体輸出規制を撤廃する」との一部報道が伝わると買いが強まった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。米中関税交渉が進展するとの期待が高まる中、買いが先行。「トランプ米大統領は中国を交渉の場に引き出すための関税引き下げに消極的」と伝わると伸び悩む場面もあったが、終盤持ち直した。FOMCを無難に通過したことで、買い安心感が広がった面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発。「トランプ米大統領はバイデン政権時代のAI半導体輸出規制を撤廃する」との一部報道が伝わると買いが強まった。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 41,113.97 |
前日比 | +284.97 |
騰落率(%) | +0.70% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 19,867.97 |
前日比 | +76.62 |
騰落率(%) | +0.39% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
7日(水)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,559.33(前日比 -38.09)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は17日ぶりに反落。米関税政策を巡る先行き不透明感が根強い中、売りが優勢となった。前日までに16日続伸したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。
ロンドン株式相場は17日ぶりに反落。米関税政策を巡る先行き不透明感が根強い中、売りが優勢となった。前日までに16日続伸したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,559.33 |
前日比 | -38.09 |
騰落率(%) | -0.44% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
7日(水)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,115.96(前日比 -133.69)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。米関税政策への警戒感が根強い中、売りが優勢となった。足もとで相場上昇が続いていただけに、利益確定目的の売りも出やすかった。
フランクフルト株式相場は続落。米関税政策への警戒感が根強い中、売りが優勢となった。足もとで相場上昇が続いていただけに、利益確定目的の売りも出やすかった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 23,115.96 |
前日比 | -133.69 |
騰落率(%) | -0.58% |
5.「COMEX 金」
7日(水)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,391.9(前日比 -30.9)ポイントとなった。
金先物相場は4日ぶりに反落。連日大幅に続伸したこともあり、ポジション調整の売りが入り4日ぶりに反落した。為替市場でドルが小高く推移したことで、ドルで取引される金先物に割高感が出たことも上値を抑えた。
金先物相場は4日ぶりに反落。連日大幅に続伸したこともあり、ポジション調整の売りが入り4日ぶりに反落した。為替市場でドルが小高く推移したことで、ドルで取引される金先物に割高感が出たことも上値を抑えた。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 3,391.9 |
前日比 | -30.9 |
騰落率(%) | -0.90% |
6.「NYMEX 原油」
7日(水)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が58.07(前日比 -1.02)ポイントとなった。
原油先物相場は反落。週末に行われるとされる米中通商協議への期待で強含む場面もあった。ただ、トランプ米大統領が「中国を交渉のテーブルにつかせるために関税を引き下げることはない」と発言したことや、この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫のガソリン在庫が、予想外の積み増しとなったことで反落して引けた。
原油先物相場は反落。週末に行われるとされる米中通商協議への期待で強含む場面もあった。ただ、トランプ米大統領が「中国を交渉のテーブルにつかせるために関税を引き下げることはない」と発言したことや、この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫のガソリン在庫が、予想外の積み増しとなったことで反落して引けた。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 58.07 |
前日比 | -1.02 |
騰落率(%) | -1.73% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 特になし
▼ 海外
- 15:00 3月独鉱工業生産
- 15:00 3月独貿易収支
- 20:02 英中銀(BOE)、政策金利発表
- 20:02 英中銀MPC議事要旨
- 21:30 1−3月期米非農業部門労働生産性・速報値
- 21:30 1−3月期米単位労働コスト・速報値
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 23:00 3月米卸売売上高
- 24:00 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、記者会見
- 9日02:00 米財務省、30年債入札
- ロシア(祖国防衛の日の振替休日)、休場
- 特になし
- 15:00 3月独鉱工業生産
- 15:00 3月独貿易収支
- 20:02 英中銀(BOE)、政策金利発表
- 20:02 英中銀MPC議事要旨
- 21:30 1−3月期米非農業部門労働生産性・速報値
- 21:30 1−3月期米単位労働コスト・速報値
- 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
- 23:00 3月米卸売売上高
- 24:00 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、記者会見
- 9日02:00 米財務省、30年債入札
- ロシア(祖国防衛の日の振替休日)、休場
更新 : 2025年5月8日(木)
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