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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年5月12日(月)の市況

1.「日経225」

12日(月)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で37,644.26(前日比 +140.93)円となった。
日経平均株価は3日続伸。米中協議の進展期待から200円超上昇した後、戻り待ちの売りに押される形で次第に伸び悩み。マイナス圏に沈む場面もあったが、引けにかけては再び強含んだ。なお、東証株価指数（TOPIX）は12日続伸し、2017年10月に記録した12日続伸に並んだ。
東証プライムの売買代金は概算で4兆8500億円。
夜間（くりっく株365）は16時台より急伸するとその後も堅調に推移。午前2時台にこの日の最高値38,800円をつけ、38,768円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	37,644.26
前日比	+140.93
騰落率（％）	+0.38%
売買代金	4兆8500億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

12日(月)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,410.10(前日比 +1,160.72)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発。米中両政府はこの日、互いに課した追加関税を大幅に引き下げることで合意したと発表。貿易摩擦の激化で経済が急速に悪化するとの懸念が後退すると、幅広い銘柄に買いが広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に4日続伸した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,410.10
前日比	+1,160.72
騰落率（％）	+2.81%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	20,868.15
前日比	+806.70
騰落率（％）	+4.02%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

12日(月)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,604.98(前日比 +50.18)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続伸。米中両国が関税の大幅な引き下げで合意したことを受けて、貿易摩擦が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念が後退。米国株相場が急伸すると英株にも買いが波及した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,604.98
前日比	+50.18
騰落率（％）	+0.59%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

12日(月)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,566.54(前日比 +67.22)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3日続伸。貿易を巡る米中対立が緩和に向かうとの期待や米株価指数先物の上昇を背景に、独株にも買いが広がった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,566.54
前日比	+67.22
騰落率（％）	+0.29%

5.「COMEX 金」

12日(月)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,228.0(前日比 -116.0)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に反落。米中の関税大幅引き下げ合意を受け、貿易紛争悪化の懸念が後退。リスク回避資産とされる金を売る動きが進んだ。株高によるリスク回避姿勢後退も金の売りを後押し。米金利上昇・ドル高が、金利の付かない資産である金の相対的な投資妙味低下や、ドル建て金相場の押し下げ要因になった面もあった。

COMEX 金
前日終値	3,228.0
前日比	-116.0
騰落率（％）	-3.47%

6.「NYMEX 原油」

12日(月)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている6月限の終値が61.95(前日比 +0.93)ポイントとなった。
原油先物相場は3日続伸。米中の関税大幅引き下げ合意により貿易戦争激化の懸念が薄れ、エネルギー需要が弱まるとの観測が後退。4月28日以来の高値63.61ドルまで上振れた。ただ、ドル高がドル建て原油相場の換算値押し下げに効き、上昇幅を縮小した。