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本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年5月23日(金)の市況
1.「日経225」
先週末23日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で37,160.47(前日比 +174.60)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入り指数は一時380円超上昇した。もっとも、週末を前に持ち高調整の売りが出るなど引けにかけては伸び悩んだ。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9300億円。
夜間(くりっく株365)は小幅な値動きで推移するものの20時台に入り急落。21時台にこの日の最安値36,493円をつける。その後は徐々に値を戻し、36,878円で取引を終了した。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株に買いが入り指数は一時380円超上昇した。もっとも、週末を前に持ち高調整の売りが出るなど引けにかけては伸び悩んだ。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9300億円。
夜間(くりっく株365)は小幅な値動きで推移するものの20時台に入り急落。21時台にこの日の最安値36,493円をつける。その後は徐々に値を戻し、36,878円で取引を終了した。
東証プライム(9時~15時30分) | |
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前日終値 | 37,160.47 |
前日比 | +174.60 |
騰落率(%) | +0.47% |
売買代金 | 3兆9300億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
先週末23日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で41,603.07(前日比 -256.02)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。トランプ米大統領がEUに対して50%の関税をかけると表明すると、米関税政策の不透明感が再び強まり売りが先行。寄り付き直後に500ドル超下げた。ただ、そのあとは買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。トランプ米大統領がEUに対して50%の関税をかけると表明すると、米関税政策の不透明感が再び強まり売りが先行。寄り付き直後に500ドル超下げた。ただ、そのあとは買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。
NYダウ(アメリカ) | |
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前日終値 | 41,603.07 |
前日比 | -256.02 |
騰落率(%) | -0.61% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
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前日終値 | 20,915.65 |
前日比 | -196.82 |
騰落率(%) | -0.93% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
先週末23日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,717.97(前日比 -21.29)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は続落。4月英小売売上高が予想を上回り、買い先行で始まったものの、「トランプ米大統領はEUに50%の関税を提案」と伝わると一転下落した。
ロンドン株式相場は続落。4月英小売売上高が予想を上回り、買い先行で始まったものの、「トランプ米大統領はEUに50%の関税を提案」と伝わると一転下落した。
FTSE(R)100(イギリス) | |
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前日終値 | 8,717.97 |
前日比 | -21.29 |
騰落率(%) | -0.24% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
先週末23日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,629.58(前日比 -369.59)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。反発して始まったものの、トランプ米大統領が「EUに50%の関税を勧告する」と表明すると一転下落した。
フランクフルト株式相場は続落。反発して始まったものの、トランプ米大統領が「EUに50%の関税を勧告する」と表明すると一転下落した。
DAX(R)(ドイツ) | |
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前日終値 | 23,629.58 |
前日比 | -369.59 |
騰落率(%) | -1.54% |
5.「COMEX 金」
先週末23日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている6月限の終値が3,365.8(前日比 +70.8)ポイントとなった。
金先物相場は大幅に反発。トランプ米大統領が、EUが貿易交渉で譲歩しなければ来月から50%の関税を課すべきとの考えを示した。貿易摩擦の激化懸念が再び高まると、安全資産とされる金に資金が向かった。為替でドル安が進行したこともドル建て金の上昇を後押して、3366ドル台まで上値を伸ばし、そのまま週の高値圏で引けた。
金先物相場は大幅に反発。トランプ米大統領が、EUが貿易交渉で譲歩しなければ来月から50%の関税を課すべきとの考えを示した。貿易摩擦の激化懸念が再び高まると、安全資産とされる金に資金が向かった。為替でドル安が進行したこともドル建て金の上昇を後押して、3366ドル台まで上値を伸ばし、そのまま週の高値圏で引けた。
COMEX 金 | |
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前日終値 | 3,365.8 |
前日比 | +70.8 |
騰落率(%) | +2.15% |
6.「NYMEX 原油」
先週末23日(金)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている7月限の終値が61.53(前日比 +0.33)ポイントとなった。
原油先物相場は4日ぶりに反発。トランプ米大統領がEUへの50%関税賦課を示唆すると、貿易摩擦の激化による経済減速への懸念から原油相場は売りで反応。しかしながら60ドル割れに失敗すると、一転して買い戻しが優勢となった。米国とイランはこの日、イランの核開発を巡る高官協議を行った。交渉が合意に至らない可能性が警戒され、3連休前ということもあり、持ち高調整の動きが強まったもよう。
原油先物相場は4日ぶりに反発。トランプ米大統領がEUへの50%関税賦課を示唆すると、貿易摩擦の激化による経済減速への懸念から原油相場は売りで反応。しかしながら60ドル割れに失敗すると、一転して買い戻しが優勢となった。米国とイランはこの日、イランの核開発を巡る高官協議を行った。交渉が合意に至らない可能性が警戒され、3連休前ということもあり、持ち高調整の動きが強まったもよう。
NYMEX 原油 | |
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前日終値 | 61.53 |
前日比 | +0.33 |
騰落率(%) | +0.54% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 14:00 3月景気動向指数改定値
▼ 海外
- 22:30 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 23:30 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
- 英国(スプリング・バンク・ホリデー)、米国(メモリアルデー)、休場
- 14:00 3月景気動向指数改定値
- 22:30 ナーゲル独連銀総裁、講演
- 23:30 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
- 英国(スプリング・バンク・ホリデー)、米国(メモリアルデー)、休場
更新 : 2025年5月26日(月)
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