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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年5月30日(金)の市況

1.「日経225」

先週末30日(金)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で37,965.10(前日比 -467.88)円となった。
日経平均株価は反落。米関税政策を巡る不透明感が投資家心理の悪化につながった。外国為替市場での円高も嫌気され、指数は一時680円超下落した。もっとも、一巡後は押し目買いが入るなど下げ渋った。
東証プライムの売買代金は概算で6兆5100億円。
夜間（くりっく株365）は下落基調。午前１時台には最安値37,422円をつける。その後は値を戻し、37,725円で取引を終了した。

東証プライム（9時～15時30分）
前日終値	37,965.10
前日比	-467.88
騰落率（％）	-1.22%
売買代金	6兆5100億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

先週末30日(金)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,270.07(前日比 +54.34)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。4月米個人消費支出（PCE）デフレーターが予想をわずかに下回ったほか、5月米ミシガン大学消費者態度指数・確報値で1年先と長期のインフレ予想が下方修正され、インフレ懸念の後退を手掛かりにした買いが入った。一方で、米中貿易摩擦に対する懸念が相場の重しとして意識されたことから、指数は一時300ドル超下げる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	42,270.07
前日比	+54.34
騰落率（％）	+0.13%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	21,340.99
前日比	-22.96
騰落率（％）	-0.11%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

先週末30日(金)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,772.38(前日比 +55.93)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反発。昨日までの下落の反動から週末を前に買い戻しが入った。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	8,772.38
前日比	+55.93
騰落率（％）	+0.64%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

先週末30日(金)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,997.48(前日比 +64.25)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は3営業日ぶりに反発。前日までの下げの反動で買い戻しが先行したが、引けにかけては上値も重くなった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	23,997.48
前日比	+64.25
騰落率（％）	+0.27%

5.「COMEX 金」

先週末30日(金)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が3,315.4(前日比 -28.5)ポイントとなった。
金先物相場は反落。トランプ米大統領のSNS投稿「中国は米国との合意に違反した」を受けて米中の貿易摩擦の激化が懸念され、相対的に安全資産とされる金を買う動きが見られたが一時的となり、その後は利益確定の売りに押されて下げに転じた。ドルが買われたことも、ドル建てで取引される金の割高感につながり、下落を後押ししたもよう。