情報配信コンテンツ
本日の「株価指数」早わかり通信
前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2025年6月16日(月)の市況
1.「日経225」
16日(月)の東京株式市場では、日経平均株価が終値で38,311.33(前日比 +477.08)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。中東の地政学リスクは先週金曜の下げでいったん消化したとの見方が強まり、幅広い銘柄に買いが入った。値がさの半導体関連株への買いが目立ち、指数は一時500円超高まで上昇幅を拡大した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆0700億円。
夜間(くりっく株365)は上昇基調。午前0時台に最高値38,645円をつけ、38,565円で取引を終了した。
日経平均株価は3営業日ぶりに反発。中東の地政学リスクは先週金曜の下げでいったん消化したとの見方が強まり、幅広い銘柄に買いが入った。値がさの半導体関連株への買いが目立ち、指数は一時500円超高まで上昇幅を拡大した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆0700億円。
夜間(くりっく株365)は上昇基調。午前0時台に最高値38,645円をつけ、38,565円で取引を終了した。
東証プライム(9時~15時30分) | |
---|---|
前日終値 | 38,311.33 |
前日比 | +477.08 |
騰落率(%) | +1.26% |
売買代金 | 4兆0700億円 |
2.「NYダウ」(アメリカ)
16日(月)のNY株式市場では、ダウ指数が終値で42,515.09(前日比 +317.30)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。「イランはイスラエルとの戦闘緩和にオープン」との一部報道が伝わると、原油先物価格が下落し、株買いが優勢となった。指数は一時500ドル超上昇した。ただ、「イランはイスラエルへの大規模攻撃を準備」「イスラエルは再びイランを攻撃」との報道が伝わると伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。「イランはイスラエルとの戦闘緩和にオープン」との一部報道が伝わると、原油先物価格が下落し、株買いが優勢となった。指数は一時500ドル超上昇した。ただ、「イランはイスラエルへの大規模攻撃を準備」「イスラエルは再びイランを攻撃」との報道が伝わると伸び悩んだ。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
NYダウ(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 42,515.09 |
前日比 | +317.30 |
騰落率(%) | +0.75% |
NASDAQ-100(アメリカ) | |
---|---|
前日終値 | 21,937.57 |
前日比 | +306.53 |
騰落率(%) | +1.42% |
3.「FTSE(R)100」(イギリス)
16日(月)のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で8,875.22(前日比 +24.59)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は反発。先週末に急上昇した原油先物価格が下落すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し買いが入った。時間外のダウ先物の上昇なども相場を下支えした。
ロンドン株式相場は反発。先週末に急上昇した原油先物価格が下落すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し買いが入った。時間外のダウ先物の上昇なども相場を下支えした。
FTSE(R)100(イギリス) | |
---|---|
前日終値 | 8,875.22 |
前日比 | +24.59 |
騰落率(%) | +0.28% |
4.「DAX(R)」(ドイツ)
16日(月)のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数(DAX)が終値で23,699.12(前日比 +182.89)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は7日ぶりに反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。原油先物価格の下落や米国株相場の上昇も投資家心理の改善につながった。
フランクフルト株式相場は7日ぶりに反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに短期的な戻りを期待した買いが入った。原油先物価格の下落や米国株相場の上昇も投資家心理の改善につながった。
DAX(R)(ドイツ) | |
---|---|
前日終値 | 23,699.12 |
前日比 | +182.89 |
騰落率(%) | +0.78% |
5.「COMEX 金」
16日(月)のニューヨーク(COMEX)金先物は、取引の中心となっている8月限の終値が3,417.3(前日比 -35.5)ポイントとなった。
金先物相場は4日ぶりに反落。米WSJ紙が、「イランは、敵対行為を緩和するための協議をイスラエルと米国に求めている」と報じた。これを受けて中東地政学リスクへの過度な警戒感が後退し、リスク回避資産とされる金への売り圧力が強まった。もっとも3400ドル手前では下げ止まり、イスラエルの対イラン再攻撃が伝わると、両国間の緊張の高まりが懸念されて下値を切り上げた。
金先物相場は4日ぶりに反落。米WSJ紙が、「イランは、敵対行為を緩和するための協議をイスラエルと米国に求めている」と報じた。これを受けて中東地政学リスクへの過度な警戒感が後退し、リスク回避資産とされる金への売り圧力が強まった。もっとも3400ドル手前では下げ止まり、イスラエルの対イラン再攻撃が伝わると、両国間の緊張の高まりが懸念されて下値を切り上げた。
COMEX 金 | |
---|---|
前日終値 | 3,417.3 |
前日比 | -35.5 |
騰落率(%) | -1.03% |
6.「NYMEX 原油」
16日(月)のニューヨーク(NYMEX)原油先物は、取引の中心となっている7月限の終値が71.77(前日比 -1.21)ポイントとなった。
原油先物相場は反落。イスラエルとイランの紛争激化で週末もエネルギー供給に対する不安感が高まり、週明けは77ドル半ばまで急騰して始まった。もっとも一巡後は調整売りに押され、「イランはイスラエルとの戦闘緩和にオープン」との一部報道をきっかけに69.30ドル台まで売り込まれた。しかしながらその後、イスラエルが再びイランを攻撃したことが伝わると、紛争長期化が危惧されてこの日の下げ幅を縮小した。
原油先物相場は反落。イスラエルとイランの紛争激化で週末もエネルギー供給に対する不安感が高まり、週明けは77ドル半ばまで急騰して始まった。もっとも一巡後は調整売りに押され、「イランはイスラエルとの戦闘緩和にオープン」との一部報道をきっかけに69.30ドル台まで売り込まれた。しかしながらその後、イスラエルが再びイランを攻撃したことが伝わると、紛争長期化が危惧されてこの日の下げ幅を縮小した。
NYMEX 原油 | |
---|---|
前日終値 | 71.77 |
前日比 | -1.21 |
騰落率(%) | -1.66% |
本日の注目経済指標・要人発言予定
▼ 国内
- 15:30 植田和男日銀総裁、定例記者会見
- 未定 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
▼ 海外
- 18:00 6月独ZEW景況感指数
- 18:00 6月ユーロ圏ZEW景況感指数
- 21:30 4月対カナダ証券投資
- 21:30 5月米小売売上高
- 21:30 5月米輸入物価指数
- 22:15 5月米鉱工業生産
- 設備稼働率
- 23:00 4月米企業在庫
- 23:00 6月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
- 主要7カ国(G7)首脳会議(G7サミット、カナダ・アルバータ州、最終日)
- 15:30 植田和男日銀総裁、定例記者会見
- 未定 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
- 18:00 6月独ZEW景況感指数
- 18:00 6月ユーロ圏ZEW景況感指数
- 21:30 4月対カナダ証券投資
- 21:30 5月米小売売上高
- 21:30 5月米輸入物価指数
- 22:15 5月米鉱工業生産
- 設備稼働率
- 23:00 4月米企業在庫
- 23:00 6月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
- 主要7カ国(G7)首脳会議(G7サミット、カナダ・アルバータ州、最終日)
更新 : 2025年6月17日(火)
▸ ログインにお困りのお客様