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本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年2月1日(木)の市況

1.「日経225」

1日（木）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,011.46(前日比 -275.25)円となった。
日経平均株価は4営業日ぶりに反落。昨日のFOMCで早期の利下げに慎重な見方が示され、米国株式相場が下落した影響が残った。低調な決算を発表した銘柄などに売りが目立ち、指数は一時360円超下押しした。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5800億円。
夜間（くりっく株365）は方向感のない動きとなった。午前１時台にこの日の最安値35,749円をつけたが、取引終了間際の午前5時にはこの日の最高値36,168円をつけ、36,143円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	36,011.46
前日比	-275.25
騰落率（％）	-0.76%
売買代金	4兆5800億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

1日（木）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,519.84(前日比 +369.54)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、史上最高値を更新した。前週分の米新規失業保険申請件数や10－12月期米単位労働コスト・速報値が予想よりも弱い内容となり、労働需給の緩和が示されると米長期金利が低下。株式の相対的な割高感が薄れ、株買いが広がった。
　ただ、前日に急落した米地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ（NYCB）株が本日も大幅に下落すると、米地銀の健全性に対する懸念が再燃。ダウ平均は下げに転じる場面もあった。
　ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	38,519.84
前日比	+369.54
騰落率（％）	+0.97%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	17,344.71
前日比	+207.47
騰落率（％）	+1.21%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

1日（木）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,622.16(前日比 -8.41)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は小幅ながら続落。決算とあわせて自社株買いを発表した石油大手シェルが買われると指数は上昇に転じる場面もあったが、引けにかけて再び下落した。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	7,622.16
前日比	-8.41
騰落率（％）	-0.11%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

1日（木）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で16,859.04(前日比 -44.72)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は続落。前日の米国株が下落したことを受けて売りが優勢となった。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	16,859.04
前日比	-44.72
騰落率（％）	-0.26%

5.「COMEX 金」

1日（木）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2071.1ドル(前日比 3.7）となった。
金先物相場は4日続伸。米労働市場が低調な内容だったことで米長期金利が低下したため、金利を生まない金に買いが入った。1月上旬以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。

COMEX 金
前日終値	2071.1
前日比	+3.7
騰落率（％）	+0.18%

6.「NYMEX 原油」

1日（木）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている3月限の終値が73.82ドル(前日比 -2.03）となった。
原油先物相場は続落。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが「イスラエルが停戦案に合意」とXに投稿したため需要減を警戒して急落した。その後にアルジャジーラが投稿を削除したことで買い戻しが入ったが続かなかった。