情報配信コンテンツ

本日の「株価指数」早わかり通信

前日の相場を動かした要因や市場データをはじめ、くりっく株365の一日のチャート推移などをまとめて振り返り、「本日」の取引への材料となるコンテンツです。

2024年2月6日(火)の市況

1.「日経225」

6日（火）の東京株式市場では、日経平均株価が終値で36,160.66(前日比 -193.50)円となった。
日経平均株価は3営業日ぶりに反落。米利下げ観測の後退から昨日の米国株式相場が下落したことを背景に売りが強まった。前場には一時300円超安まで下げ幅を広げたが、後場は業績予想を上方修正したトヨタが年初来高値を付けたことを好感して下げ幅を縮めた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆0200億円。
夜間（くりっく株365）は午前2時台にこの日の最安値の35,847円をつけたが、その後やや値を戻し、取引終了間際には35,987円で取引を終えた。

東証プライム（9時～15時）
前日終値	36,160.66
前日比	-193.50
騰落率（％）	-0.53%
売買代金	5兆0200億円

2.「NYダウ」（アメリカ）

6日（火）のNY株式市場では、ダウ指数が終値で38,521.36(前日比 +141.24)ドルとなった。
米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米長期金利が低下すると、株式の相対的な割高感が薄れ、株買いが広がった。市場では「米経済の軟着陸（ソフトランディング）への期待から買いが入りやすかった」との声が聞かれた。
　ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。

NYダウ（アメリカ）
前日終値	38,521.36
前日比	+141.24
騰落率（％）	+0.37%

NASDAQ-100（アメリカ）
前日終値	17,572.73
前日比	-40.31
騰落率（％）	-0.23%

3.「FTSE(R)100」（イギリス）

6日（火）のロンドン株式市場では、FTSE100が終値で7,681.01(前日比 +68.15)ポイントとなった。
ロンドン株式相場は5日ぶりに反発。中国当局による株式市場の支援策などを受けて本日の中国株相場が上昇すると、投資家心理が上向き買いが優勢となった。決算とあわせて自社株買い計画を公表したBPなどエネルギー株が買われ、相場を押し上げた。

FTSE(R)100（イギリス）
前日終値	7,681.01
前日比	+68.15
騰落率（％）	+0.90%

4.「DAX(R)」（ドイツ）

6日（火）のフランクフルト株式市場では、ドイツ株式指数（DAX）が終値で17,033.24(前日比 +129.18)ポイントとなった。
フランクフルト株式相場は反発し、史上最高値を更新した。株式相場下支えを強化する中国当局の対応が好感されてこの日の中国株が上昇すると、欧州の主要株式市場も買いが先行。引けにかけては買いが強まり上げ幅を広げた。

DAX(R)（ドイツ）
前日終値	17,033.24
前日比	+129.18
騰落率（％）	+0.76%

5.「COMEX 金」

6日（火）のニューヨーク（COMEX）金先物は、取引の中心となっている4月限の終値が2051.4ドル(前日比 +8.5）となった。
金先物相場は反発。先週末から昨日にかけて大幅上昇した米長期金利だが、この日は低下に転じ為替相場ではドル売りが優勢となり、金利が生じない金も反発した。

COMEX 金
前日終値	2051.4
前日比	+8.5
騰落率（％）	+0.42%

6.「NYMEX 原油」

6日（火）のニューヨーク（NYMEX）原油先物は、取引の中心となっている3月限の終値が73.31ドル(前日比 +0.53）となった。
原油先物相場は続伸。パレスチナ自治区ガザの休戦合意に向けた交渉の行方に注目が集まるなか、中東情勢を巡る先行き不透明感を手掛かりに買いが優勢となった。イスラム組織ハマスは休戦案に回答したと発表した。詳細は明らかになっていないものの、ブリンケン米国務長官は「合意は可能」との見解を示した。